-☆-株主優待ランド-☆-

今日、『冒険投資家ジム・ロジャーズ世界バイク紀行』読み終えました。
7月29日の日記で、友人に薦められた本ね。

読んでいる途中もそうだったけど、読み終わったあと、頭をガーン
とたたかれたようなインパクト！

この本でジム・ロジャーズがした旅が、90～91年。
私が大学時代に世界を旅して回ったのが、89年～93年の間。
走行距離は、4万キロ程度、期間もトータルで6ヶ月程度だから
ジム・ロジャーズの半分にも及ばないけど、当時は、一生分に
あたるほど沢山のものを見ることができたって自己満足していた。

そして、それから6年後、2度目のアメリカ横断をしたとき、
以前の旅に比べて全然楽しくなくって、やっぱりあんな旅は若いときに
するから感動や喜びが大きいのかなって寂しく思い、バイクからも
遠ざかっていたんです。

ところが、この本を読んで、実は自分があれだけ旅して色んなものを
見てきたにもかかわらず、実は何も見えていなかったことを知り、
激しくショックを受けました。
同じ国を、同じ景色を、走っていても、こんなに違うものが見えて
いるんだ...って。

それと同時に、ますますこれは、早くリタイアして、再挑戦せねばっ
って思っちゃった（笑）
もちろん、それまでにもっともっと勉強して、今度こそは
この目がふし穴にならないようにしなきゃいけないけどね。

この本、発売された頃は、よくある旅行記かなって思い、
手に取ることもなかったけど、これは単なる旅行記なんかじゃなくって、
まさに、投資家のあるべき姿を、旅行記の形を借りて書いた、
投資指南書ですね。

『投資で儲けるコツは？』『何に投資すれば儲かる？』って、
人に尋ねたことがある人は、絶対にこの本を読むべきです。

この本を読めば、その質問への答えはしっかり書かれているから。

『深く考え、しっかりと眼を見開けば、答えは自ずからわかる』って。

この本をわざわざ送ってくれた友人に感謝！