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カテゴリ:豊かな人生
豊かな生活 ユダヤ人と日本人
お金儲けの名人と言われれば、ユダヤ人と華僑を思い浮かべる人が多いだろう。 ユダヤの金融資本のロスチャイルド家が、その代表的な例である。 他にも宝石、ダイヤモンドの世界では、シンジケートを支配していると言われている。 一方、華僑は、不動産を重視すると言われる。華僑は移住した土地で永住し、そこでチャイナタウンを形成し、不動産で君臨すると言われている。 この二つが世界の金持ち王達の姿である。 さて、宝石にも疎く、不動産にも精通していない日本人が、実質上、金持ちで世界チャンピオンになったのは何故なのだろうか? 日本人は海外では甘いと見られている。「利に敏い」人々からみると幼稚なのである。 日本はかつて、狭い国土で人口を養うのは無理と考え、海外移住を敢行した。ハワイやブラジルに行ったのがその例である。 海外進出は紳士的でない、領土侵略という「国盗り物語」も実行したのである。戦国時代なら、英雄扱いされたであろうが、残念ながら、歴史的な負債として、今も賠償金支払い問題を抱え込んでいる。観ようによれば「負ければ賊軍」なのかもしれない。 二つの選択肢は残念ながら失敗に終わった。 仕方無しに、国土に留まることにしたのである。 原料を輸入し、製品を輸出する道に活路を見出そうとして、悪戦苦闘を続けたのであった。 これが、当たったのである。 重農主義の華僑、重商主義のユダヤ人、そして、労働価値説の日本人、正解は程なくして出たのである。アダム・スミスの分析通り、労働価値説が一番富を作るのには、正しい方法だったのである。 しかしながら、一丁一石にこの世界にたどり着けたのではない。 明治維新時代に、「学問のすすめ」が大ベストセラーとなり、国民皆、教育へと傾斜したことが、インフラとなり、20年前ほどに金持ち競争の「金メダリスト」となったのである。 しかし私たちは知っておかなければならない。 日本は既にこの世界において、かつて英国が、わが世の春を楽しんだと同じように、衰退の道を歩み始めているのである、選手交代である。 「ものづくり」で一時代を画した日本は、新しい時代の「情報の流れ」には乗ることが出来なかったようである。 マイクロソフトは、一日にして成らず。国民が全力を集中して、金メダルを取るのは、準備に50年はかかるのである。 「奢る平家は久しからず」常に変化する真実を、受け入れることが出来ないのが、人間の業である。 だから、気にする必要もない。 私たちは淡々と生きればそれでいいのである。 現代日本の資本主義の父である、渋沢栄一と、福沢諭吉に感謝を捧げたい。 お札を観察するが良い。それが金儲けのヒントなのである。 そしてその肖像になっている人物が「生き方と経済」の関係を理解させてくれる。 アメリカでは、「フランクリン」・「リンカーン」・「ワシントン」 日本では。「聖徳太子」・「福沢諭吉」・「新渡戸稲造」が特に、興味深い人物である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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