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カテゴリ:ライフスタイル
因果の法則 1、
「行った分だけその報酬を受け取る」 若い頃、初めて就職らしい就職をしたとき、所得が低いのがつまらなかった。 アルバイトをしていた時より、正社員になるほうが、2割程度手取り給与が減るのである。 だから正社員を辞め、アルバイトに戻してもらうこともあった。 節約術を身につけていなかったこともあり、給料日前には、いつもピーピーしていた経験がある。 入社3ヶ月目に遂に、サラリーマン金融の門を叩いた。 「健康保険証を見せていただけませんか」と窓口に応接された方に言われ、持参していなかったのが幸いして、自分の人生は変わっていった。 それ以降なすことなすことが、上手く回るようになっていった。 私は縁故で入社し、尽力してくれた方は、会社の責任ある立場であった。 その状況を踏まえ、他の社員より厳しい言葉で励まされた。 実際その方のノウハウを直接教えて頂き、すぐに同期の能力を超え、管理職の領域に1年程で達することができた。 セールスで、必死に飛び込み訪問をした経験もある。 1日100件することもあった。 できるだけ大手の企業担当を自ら買って出て、自分にプレッシャーをかけていた。 時間はあっという間に過ぎ、最短で管理職、役員へのコースを辿った。 しかしその会社を辞職する。 つまり経営のリスクを取るより、収入の安定する会社に転職したのであった。 無我夢中であった時期の経験は思い出としては、一番幸せな部類の人間関係を築いてくれた。 若くして得た地位に、傲慢になっていた自分を、今は反省している。 全て自分に原因があるのが、客観的に観察すれば見えてくる。 自分の器に相応しい人物と遭遇するのがわかる。・・・ 人格の大切さをつくづくと考えさせられるのである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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