2005/10/16(日)11:57
自分から謝る心がけ・・・
「謝罪について」 人間関係
○ 自分の事を忘れる
○ 心を開く
「謝れ!」と怒る声が電車の中から聞こえる。
何かのトラブルが発生したのだろう。
携帯電話での声がうるさかったのが原因のようだ。
暴力事件に発展しそうな勢いである。
小さな出来事によって引き起こされる事件、怒りが我慢の限度を越えたのだろう。
さてこの限度は人によってかなり違うだろう。
ゆったりした性格の人は、自分の態度に問題がないかと考えるだろう。
それからトラブル発生源の人を見ることだろう。
そして行動に起こす前に、「思量する。」怒りを爆発させるのがいいかどうかと・・・
人格が発達した人は、これらのトラブルに気付いても、敢えて、トラブルを自分から起こす事を控えるだろう。
トラブルを起こす人は、すでにその人がその心に原因があるのが分かる。
だから根本原因はトラブルを起した瞬間に「謝れ!」と注意しても、激しい抵抗を示すだけだろう。
残念ながら、ほっとくか、警察にその悪い行いを咎めてもらうしか方法は見当たらない。
一方、自分の問題ならば、私達は自分のいけない振る舞いを改善する必要がある。
失敗や、過ちを反省し、次には繰り返さないように気を付けるようにする。
前向きに考えるなら、注意やアドバイスを素直に受け容れ、「一歩自分の意見を譲る」ことも大切な時もあろう。
自分から「謝る」率直さは、人生を驚くほど改善してくれるだろう。
私にも足りない、この率直さを受け容れ反省していきたい。
「ごめんなさい」・・・
中々自分から言い出せないことではある。
「恨みを抱くな。大したことでなければ、堂々と自分の方から謝ろう。
頑固を誇るのは小人の常である。
にっこり握手して自分の過ちを認め、一切を水に流し、出直そうと申し出てこそ、
大人物である。」
D,カーネギー