豊かさと幸福な関係

2005/10/16(日)11:57

自分から謝る心がけ・・・

人間関係(24)

「謝罪について」          人間関係          ○ 自分の事を忘れる ○ 心を開く 「謝れ!」と怒る声が電車の中から聞こえる。 何かのトラブルが発生したのだろう。 携帯電話での声がうるさかったのが原因のようだ。 暴力事件に発展しそうな勢いである。 小さな出来事によって引き起こされる事件、怒りが我慢の限度を越えたのだろう。 さてこの限度は人によってかなり違うだろう。 ゆったりした性格の人は、自分の態度に問題がないかと考えるだろう。 それからトラブル発生源の人を見ることだろう。 そして行動に起こす前に、「思量する。」怒りを爆発させるのがいいかどうかと・・・ 人格が発達した人は、これらのトラブルに気付いても、敢えて、トラブルを自分から起こす事を控えるだろう。 トラブルを起こす人は、すでにその人がその心に原因があるのが分かる。 だから根本原因はトラブルを起した瞬間に「謝れ!」と注意しても、激しい抵抗を示すだけだろう。 残念ながら、ほっとくか、警察にその悪い行いを咎めてもらうしか方法は見当たらない。 一方、自分の問題ならば、私達は自分のいけない振る舞いを改善する必要がある。 失敗や、過ちを反省し、次には繰り返さないように気を付けるようにする。 前向きに考えるなら、注意やアドバイスを素直に受け容れ、「一歩自分の意見を譲る」ことも大切な時もあろう。 自分から「謝る」率直さは、人生を驚くほど改善してくれるだろう。 私にも足りない、この率直さを受け容れ反省していきたい。 「ごめんなさい」・・・ 中々自分から言い出せないことではある。 「恨みを抱くな。大したことでなければ、堂々と自分の方から謝ろう。 頑固を誇るのは小人の常である。 にっこり握手して自分の過ちを認め、一切を水に流し、出直そうと申し出てこそ、 大人物である。」                      D,カーネギー

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