2006/02/23(木)19:29
知恵とは、苦しみから離れること・・・
「悩みを持ち続けない。」 ライフスタイル
○ 悩みには原因がある。
○ その結果について、心が引きずられない
悩みには過去、現在進行、未来がある。
全ての時間で、その悩みがを引き続き起こる事態は存在しない。
引きずる正体は心のあり方にある。
人が死ぬ、愛する妻や親、子ども、友人・・・
別離、恋する人との別れ、友人との訣別、仕事の破綻・・・
破滅、家屋の倒壊、天変地異、気候変動・・・
観察すれば、出来事は、ず~~と起こり続けてはいない。
心がまるで牛の胃袋のように、苦しみを何度も何度も反芻するばかりである。
愚かな行為と分かっていて、愚痴のように繰り返してしまう。
だから死別した時点で苦しみから離れれば良い、まるで動物がその愛する子を失い、やがてその遺骸から立ち去るように・・・
供養をし、簡単に埋葬し、別離の挨拶を墓標にすれば終わりである。
悩みの根源を、そこで終わらす知恵を持つのは確かに難しい。
しかし私達は、人生を苦しむために存在しているのではない。
楽しむためには、別れにいつまでも拘るのは良くない。
別れは苦しみの元であるが、私達が真理を知る瞬間でもある。
真理を知ることは、私たちを成長させてくれる。・・・
この世界が苦の世界であることを知り、真理を知ることから、この苦しみから根本的に脱出する方法がわかり始める。
人間が見つけた知恵の中でも、「今を生き、楽しむ」は最高のものである。
苦しみはこの世界では満ち溢れている。
この素敵な知恵を、少しでも人生のあらゆる場面で発揮するのが、賢明な気が致します。