2006/03/04(土)09:13
不足すればその大切さが分かるもの・・・
「お金と幸福の関係」1 豊かな生活
○ お金は幸福との接着剤
○ 幸福とお金は一致しない
世の出来事はお金が絡むことが多い。
生活には常に、お金が付き纏うと言ってもいいすぎではないだろう。
物を手に入れるにも、病院へ行くにもお金が必要である。
お金は大切な生命を継続するためには、欠かすことのできない道具である。
それは手や足や自動車のような、大変便利な働きをする。
余りにも便利が高じて、「お金に執着する」が故の不幸が実際に起こる。
金品を目的の殺傷は後が絶たない。
手や足を幸福と繋げて考える人は少ない。
当然のものとして、自分の生まれた時から備わっているものと捉えるから、
幸も不幸も感じないが、自動車事故等で失った時にはそのありがたさが分かる。
お金も同じで失ったときに、その有り難味が分かる。
貯蓄の概念は健全なものとして定着した。
食うや食わずの貧困の世界に身におく多数の人々からすると、豊かさのありがたさを失うときにその価値が再認識される。
幸福も失われたときに認識する人は多い。
お金も幸福も人間の中では、当然な出来事、つまり、手足がそろい、五体健全が当たり前、失えば不幸・・・
どうやら幸福とは、今ある幸せに気づくことにあるのが分かる。
それも当然あることに、感謝の念を抱くことにあるのが分かる。
水・空気・五体・お金・両親・家族・友人・道具・食料・住まい・衣服・・・
過剰には必要ではない。不足すると困るもの、
人間関係の財産では、お金の働きは未知数である。