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カテゴリ:仕事術
「心の訓練シリーズ」3 仕事術
□ 怒りの終息 □ 人間関係 友人とは 第5条 心の発現の仕方 心は、思いという形で、マグマが泡を浮かべるように、「想念」を浮上させます。 その時の思いは、「不純なものが混じる」傾向にあります。 ですから、ハッと思い立ち何かを行動する時には、上手くいかなくなることも多いでしょう。 それは、心の性質と密接に関わっています。 心は中々「プラス思考」では現れにくくなっています。 例えば、立ち止まっている時、誰かが、「ドンと貴方に当たり」謝りもせず、去っていく時の反応はどうなるのでしょうか? 第一に思うのは「何をするんだ!!」と謝りもせず立ち去った人への「怒りの思い」が起こります。 第二にその人を見ていますと「バスに間に合うために」急いでいたのが分かります。 「そうかバスに乗り遅れない」ために急いでいた事実が分かります。 この状態の時に、人生が別れます。 それを許し、忘れることができるか、怒りを増幅し心で反芻するかです。 この状態を指し、「第2の矢を受けない」怒りを終息するようにと、釈迦は諭しています。 起こった出来事を冷静に観察して、「急いでいたから、私の肩にあたったのか、・・・」 この事実で「心を一旦停止」させるのです。 これが、怒りを増幅させない賢明な方法です。 第6条 友情を育てる 全ての生命は自分の幸せを願っています。 しかし自分の殻に閉じこもる幸せは、長く続かない仕組みになっています。 何故友情や愛情が必要かと言えば、全ての生命は、思いやりの優しさを 「心の栄養剤」として補給して生きてゆけるのです。 ですから、母親が亡くなったり、恋人が立ち去ったりしますと、非常なショックを受けてしまいます。 その理由が、ここにあります。 私達は友情を育てることを、ともすれば狭義に受け止め、友人を作ることと考えがちです。 実際友情の相手は、ペットでも植物でも、水槽の魚や、毬藻でも良いのです。 貴方が、心より「清純な気持ちで」友情を注げば、それらの生き物は全て、その慈しみの波動を受け取り、貴方に返礼してくれるのでしょう。 そして貴方は「平安を得る」ことができると思います。 「生きとし、生けるものが、皆幸せになりますように・・・」 釈迦 伝 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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