2006/12/11(月)08:37
成功の完成の難しさ・・・
「褒められても喜ばない」 ライフスタイル
○ 褒められて喜ばない人はいない
○ 相手の長所に眼を向ける
「私は、褒められて喜ばない人と出会ったことはない。
どんなに立派と言われる人でも、その人の長所を見つけ、
褒めてあげると、気分が高揚し、好感を抱いてくれるものだ。」
チャールズ・シュワッブ
アンドリュー・カーネギーの元で働き、一介の労働者から億万長者に上り詰めた人物の
人生訓である。
残念な事に、この人物には「成功の復讐」が晩年には待ち構えていた。
尊敬する、デール・カーネギーもその著書の中で、シュワッブのこの言葉を好意的に取り上げている。
シュワッブ氏の認識に間違いはないだろう、
一つ言えるのは、幸せとは小さく完結しないもののようである。
特に大富豪になった人達は、細心の注意を払い、世間へのご奉公を忘れてはならない。
アンドリュー・カーネギーが終生幸福であった理由は、
その富を社会へと還元することに晩年を費やし、おまけに「世界平和を願った」ことが
成功の報復を招くことなく、「大成功と幸福」のままで、人生を天国に変えることができたのである。
「褒める」ことについて、少しこの場で考えてみたい。
褒めて喜ばない人はいないは、事実であるのかどうか?
答え、事実ではない。
どのような人がそのように、「褒められても喜ばない」のか。
それは、「平安を獲得した人」である。
だから、営業テクニックを労する。「褒め言葉」は武器にはならないのである。
物事の本質は「愛」によって判断できる。
褒めることによる功徳とは、見返りを求めない「相手のことを思い、行うとき」に初めて無量の
報酬が心へと、もたらされるのである。
この真実をしっかりと受け止めてほしい。
「成功の報復」は、貧しき人々の怨嗟によるものとも言われている。
憎悪は、悪いことであるが、事実としては、「富者である」だけで恨みを抱く人は多い。
富者は心して、社会奉仕や、貢献を行うことが大切である。
それを「怖れから」を理由とせず、「愛」を動機にして頂きたい。