らぴすらずり・うぃ～くりぃ～

★今日のやられた！★
「ママ、ピカソははげだと思う？」と、先ほど塾から帰宅した小４長男。
今日はこの暑い中、ランドマークまで学校の校外実習で、３時過ぎに帰宅してから、私が働いているので家で一人で、速攻の夕飯（冷凍食品チン。ごめん、息子！　用意してあげられなくて！）を食べてから、４時に家を出て３科目受けた後に８時半に帰宅。
はっきり言って、受験勉強は体力勝負でもあります。
体が小さい子は、通塾だけでいっぱいいっぱいになってしまいます。
さて、９時近くになって私が２回目の夕飯を出しながら「ん～、たしかハゲだったっけ？いや、ダリと勘違いしているか、私？」とつぶやいたら、「塾のクラスの子がね、ハゲだって教えてくれたよ。だって、ピカ！そ、だもん♪」
きゃぁ～、久しぶりにやられてしまいました。




★「夏の庭―The Friends」湯本 香樹実　　徳間書店　★


サピックス小学４年生の夏の推薦読書の１冊。
町外れに一人で住む老人を、小学生仲間がいつ死ぬかその瞬間を見てやろう...という、悪意ある興味本位で観察をし始めます。
見られる老人は、なぜか元気になっていってしまうのですが。
両者が、心を通い始めた時に....。 　
その時、少年達の心に残ったものは....。
今ドキの子どもたちも、案外老人というものを身近に感じることがないのではないかしら？
自分の親だって、昔の「老人」のイメージとはずいぶん違ってきてしまっているし。
だけど、老人も長い人生を過ごしてきていて、その月日を内包している存在なのだと気がつけば、その気がついたということだけでも、大きな夏休みの収穫なのではないかと思います。
うちの実家には、９８歳９３歳９０歳の各ご老人がご健在です。
（...なーぜ１歳の曾孫が先に亡くなるかなぁー...）
母と同居している、９８歳９３歳のお二方は大変元気で、実家に行くともう２０年位年月が変わっていないかのような錯覚すら感じてしまう。
以前、９０歳の祖母（息子たちには曾祖母）が入っている、老人ケアホームに長男を連れて行ったことがあります。
「んまぁんまぁ、級長さんになっちまって。ほんとにねぇ、ありがたいことだ。学校はちゃんとやってるんだろう。あぁ、すごいすごい...」
ホームでテレビ漬けになって、めっきり会話力が落ちた祖母が、一生懸命サービスして長男に話しかけてくれるので

「級長さんって、学級委員のことだね。まだなったことがないけれど、いつかなるかもね」
翻訳し、フォローする私の隣で、息子はにっこりとした顔のまま固まっていました。
それでもたぶん、もう２度と会わせてやることができないだろう。
連れきておいて、よかったな。
そう、私は満足していたのだけど。
ホームを出て、私の母が「今日は会ってくれてありがとうね」と礼を言い、それから二人で帰る帰路の途中。

「今日、ひいおばあちゃんに会ってくれてありがとうね」と、改めて私が言うと、
「全然、だめじゃん」という答え。
「なんかさ、もう、話とかも全然できないし。わかっていないじゃん。」
...それが、君の感想か。
一言では語りきれない激動の人生（特に自分の子どもの思春期の自殺という悲劇に遭いながら、先妻の子と自分の子どもの子育てを全うした）の苦労が、その姿から察することができないのはわかるけれども。
その　切り捨てる言い方は、幼さゆえなのか、傲慢ゆえなのか...。
絶句したまま、返す言葉をみつけることができずにいました。


★今日のお知らせ★
コクヨ三月ウサギは９月も送料無料
オリジナルスタンプを作りましたが、夫と私の名前、住所、電話番号、それぞれのメアドがきれいに入ってました。これだけフリーデザインだといいですね。
８月まで送料無料キャンペーンしていたのですが、９月も延長になりました。文具も送ってくれる....コクヨだけど....クリップがかわいいので１個でも注文しようかなと思ってマス