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テーマ:★天使ママ★(219)
カテゴリ:天使のお話
今日は天使のおはなしです
我が家では予定外のテレビを見るということは、ほとんどありません。 そんな暇、無かった。(勤務後に帰宅したら、あとは食べて寝かせるのでせいいっぱい。) というより、あんまりテレビを見る習慣はありません。 ニュースはつけているけれど、基本的にはテレビは録画をしておいて、後でCMカットしながら食事時(これもどうだかとは思うけど)に見る。 なので、今日の「ジャッジ」を見たのは、本当に偶然....。 初めて見た番組なのに、赤井英和さんが二人の娘さんを亡くされたという話の、ちょうどその部分だったのでスイッチを消せなくなってしまいました。 長男を産んだのは、港区の愛育病院でした。 いやー、一人目だけはブランド病院(笑)。それも堀口院長(当時)ご指名。 大部屋でのおしゃべりや、ぞろぞろと授乳室に向かう日々は、女の子だけの合宿みたいでとても楽しかったです。 ちはるちゃんがトウイ君を産んだ一週間後で、へぇぇ芸能人も御用達なのね、と思っていたら、 病院のエレベータで赤井さんと一緒になったと母が話していました。 切迫早産のために奥様が入院されているらしい、ということでした。 その時のお子さんは元気に育っていらっしゃるようですが、 4番目の双子のお子さんが超未熟児で産まれてきて、ももこちゃんは生後3日で天使ちゃんになってしまったということでした。 さくらこちゃんは、半年間NICUでがんばって、気管切開をして在宅ケアをするという方向で準備が整った時に、 事故抜管により低酸素脳症の状態になってしまったといいます。 「それって、医療事故じゃない」 と、思わず声が出そうになってしまいました。 病院の先生が「自分で呼吸器を外しちゃったんです。その結果20分、酸素が入らない状態が続き...」と説明したようですが、 人工呼吸器使っていて、なんでアラームが鳴らなかったの? Nだったら、24時間監視が基本でしょう? きっと今だったら、病院総出で謝罪ものだったのだろうけれど、当時はそういう説明を親に平気でしていたのだと思う。 赤井さんが「もう、けっこうです」と言う時のお気持ちを察すると、胸がくぅぅっと痛みました。 テレビで、下を向いて涙をこらえる赤井さん。 「半年の間、毎日危篤状態だとばかり言われて...」の言葉に、5年前を思いだしました。 もう危ない。今晩が山場です。 そんなことばかりを言われた、あの狂ったような日々....。 こんなに小さい子が、こんなにがんばった。 もう、十分。 そういう気持ちと、やっぱり連れて帰ってあげたかった、という気持ちと。 上のお子さんが「うちのももちゃんの方がもっとかわいい」と、家に遊びに来た赤ちゃんを見て言うのを聞いて 「家に連れて帰ってきていないから、見てもおらんのに....」と思いながらも、 やっぱり会わせてあげたかったと。その5日後にさくらこちゃんが亡くなってしまった、と。 今は、二人の天使ちゃんはおうちにいるそうです。 赤井さんはさくらこももこわが逝きし子らよ(小学館文庫)で、詳細を書かれています。 私は読めないと思います.....。 また、在宅ケアの支援システムについても毎日新聞のインタビューの中で思いを述べていらっしゃいます。 その中の、 「あまりにも支えてくれる病院が少なすぎる。もっと小児医療に目を向けるべきやなあと感じました。 少子化と言われるんやから、それに対する補助があるべきやないですか。」 には、強く賛同する思いです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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