2008/10/20(月)12:24
そよ風のように生きる。。。たびゆくあなたへ
☆人は人に対して、壁をつくらず、橋をつくるように。橋は愛によって作られます。
☆自分の中に動揺があれば、人を愛することは出来ません。自分の中にないものを人にあたえらえるはずがありません。 ですから、人に平和を与えたいと思うなら、まず自分の心の中に平和を持たなければなりません。
私達は自分の中にもっているものしか、与えることが出来ないのです。
☆義務感から行った行為に愛はありません。愛の優しさから出た行為には美しさがあります。
☆誰にでも欠点があります。人を憎むとは、その人の一部しか見ていないことです。
愛するとは、その人の全体を見ることです。
☆愛の反対は憎しみではありません。 無視することです。
☆優しさで培われた心は成熟し、批判で培われた心は未熟にとどまります。
☆どんな人にも辛い過去があります。それを思えば軽んじてよい人などいるはずがありません。
☆人の喜びを素直に喜べる人。その人は人を大切にすることができます。
人の悲しみにはすぐに入っていけますが、喜びには入っていけないものです。
☆暗い顔をした親は、暗い家庭を作ります。
☆子供は神様からの授かりものです。けっして、自分達の所有物ではありません。
ですから、親の側からの一方的な期待をかけないようにしましょう。
☆日常生活のつらさに耐えること。
毎日繰り返される単調な労働は、誰にとってもつらいもの。
子育てのような苦労は犠牲なくしてできるものではありません。
毎日の労働は一本のわらのようなものです。
よりあわせれば、象をもつなぐ太い綱になります。
つらさに負けないで下さい。
☆物質主義は青年の心を蝕む危険なものです。これに毒されると自己中心的になり、他人を踏みつけにし、豊かな生活にあこがれるあまり心を空っぽにしてしまいます。
☆専門家にならないようにしましょう。
日々新たに初心者の心がなくてはなりません。
毎日出会う人々から、どれほど多くのことを学んでいるでしょう。
決して傲慢にならないでください。
☆「聞くに早く、語るに遅く」口から出た言葉で人を汚すことが
できるのは、人間だけです。
この事を良く考えてください。
手も足も耳もふたつあるのに
口はひとつしか、与えられていません。
☆自分のことだけを考え、自分さえ良ければすべてよしと考えるなら、あなたの人生は失敗です。あなたは、多くの人に支えられて生きていることを忘れているからです。
死の時まで、だれかの役にたつ人生でありますように。
バレンタイン・デ・スーザ (東京イグナチオ教会助任司祭)
そよ風のように生きる~(女子パウロ会) より
わたしの好きな本です。
もっと沢山の言葉が書かれていますが
特に心に残る、箇所を選んで載せました。
もう随分前から読んでいますが、時々自分自身を省みるときに読んでいます。
何度読んでも、味わい深い言葉が私の胸にせまります。