『サイドウェイ』

アカデミー賞最優秀脚色賞受賞！ おめでとうございます！ こういう低予算っぽい作品が、賞を取るのは、何だか嬉しいです。 二人の｢あかんたれ｣の物語です。 自筆の本が出版されることを期待する、ワインに詳しいダメ男、マイルス。 (ワインを楽しむウンチクが、勉強になります) １週間後に結婚を控えた、女好きの、三流俳優、ジャック。 (何となく、シュワちゃんに似てなくもないです) 独身最後のお遊び小旅行に出かける二人。 カリフォルニアのワイナリーを巡っていきます。 女の子たちと出会って、楽しい一時。 でも、結婚することがバレちゃって、さあ大変．．． ちょっと横道に逸れて、悩み、苦しむ、おっさん達の姿を、暖かく描いています。 男が誰でも持つ弱さを、一手に引き受けて、体現するような、二人の主人公。 男性は、ズッポリ共感できると思います。 僕も、いつしか、マイルスを応援している自分に気が付きました。 あるいは、自分自身を励ましていただけなのかもしれません。 この映画のもう一つの主役は、カリフォルニアのキラキラした陽光です。 いや～、ポカポカしていて、頭がカラッポになりそうです。 ドンヨリ曇って、寒々しい、プラハ住人には、憧れですねぇ。 ３０歳以上の男性には、オススメの映画です。 女性は、この映画を、どのように受け取るのでしょうか？ ｢サイドウェイ｣の日本語オフィシャルサイト ↑ この映画の監督、アレクサンダー・ペインの前作です。 ---ジョギング日誌--- プラハ郊外を、軽く走りました。 まだ、雪は、たっぷり残っています。 夕焼けが美しかったです。 本日の走行距離：７ｋｍ 今月の走行距離：１４ｋｍ ローママラソンまで、あと１０日