旅するランナーの欧州日記(ジョギング・音楽鑑賞日記inヨーロッパ)

2005/05/10(火)23:19

『セビリアの理髪師』【写真付き】ギリシャ国立オペラ劇場

「音楽」ネタ(46)

ギリシャ国立オペラ劇場(オリンピア劇場)へ行きました。 外観が映画館っぽいのと、ギリシャ文字の「オリンピア」が読解できずに、通り過ぎそうになりました。 ギリシャ国立オペラ劇場のオフィシャルサイト(英語/ギリシャ語) チケットは、上記ホームページに書いてある電話番号で予約し、当日開演30分くらい前に、入口のチケット売場で引取りました。 その際、クレジットカードと、パスポートが必要でした。 今夜の演目は、ロッシーニ「セビリアの理髪師」です。 コメディタッチのドタバタ歌劇です。 何でも屋の床屋さんフィガロがキューピット役になって、箱入り娘のロジーナと、伯爵の恋を取り持つお話です。 スペインを舞台にしたイタリアオペラを、ギリシャで見るのも、オツなものです。 ギリシャ語字幕が、チョットきついですけど。 「わたしは街の何でも屋」「今の歌声は」「陰口はそよ風のように」など、楽しいアリアが満載です。 僕は、特に、フィガロが歌う「わたしは街の何でも屋」が好きです。 ♪フィ~ガ~ロ! フィガロフィガロフィ~ガ~ロ! っていう部分を、突然口ずさむ変なクセまであります。 この曲は、現在のラップに通じるところがあると思います。 今夜は、バリトンのハリス・アンドリアノスHaris Andrianosが、フィガロ役を、コミカルにイキイキと演じていて、楽しませてくれました。 会場には、子供さん連れが多いです。 コミカルなシーンでは、子供たちの明るい笑顔が沸き起こります。 とても、いい雰囲気です。 「オペラは、大人のものだけではないんだなぁ」 って感じます。 日本でもこういう雰囲気が作れたら、素晴らしいですネ。 ♪フィ~ガ~ロ! フィガロフィガロフィ~ガ~ロ! って突然口ずさむ子供たちが、街に溢れることを願って止みません。 ---ジョギング日誌--- アテネは、犬が多いです。 昼間は、あたり構わず、グタ~と寝てます。 でも、朝の彼らは元気です。 走っていると、追いかけてきます。 スピード練習には持って来いの街です。 本日の走行距離:8km 今月の走行距離:32km プラハマラソンまで、あと15日 女心の歌/オペラ・アリア集(男声編) ↑ ♪フィ~ガ~ロ! フィガロフィガロフィ~ガ~ロ! をお楽しみ下さい。

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