2011/10/24(月)00:08
発表会、二日目。
どーーーーん、って来ました。
昨日、今日、普段会わない生徒さん達の演奏聴いて、どーーーーんって、来ました。
今までこんなことはなかった。
友達になった仲のいい人の演奏は気になるけど、知らない人の演奏は、余程興味のある曲じゃないと注目してなかった。
けど。
今回は違った。
ほんまに違った。
私は一日目で、Deep Purpleの『smoke on the water』を弾いた。
練習、本当に時間かけたけど(もう、頑張ったとは言いません)当日の朝になってもソロがちゃんと弾けなかった。
一週間前に初顔合わせ、音合わせをしたメンバーには本当に申し訳ないなって思ったけど、もうどうしようもなかった。
レッスンの時に一回だけ「今のなら70点」って先生に言ってもらえた瞬間があったので、何とかそれが出せたらいいのに!!って思ってた。
けど、そんなことは勿論無理で。
勿論、勿論無理ってことはわかってた。
いつもならもう少し前もって友達にもメール(発表会のお知らせメール)するんだけど、今回はギリギリにしか出せなかった。
今回の私はイイトコナシってのが自分でわかってたから。
でも、終わってみて、一緒にやってくれたドラム教室に通うオッチャンが「楽しかったですね!また一緒にぜひやりましょう!」と言ってくれ、ベースの人も笑顔で、打ち上げの席では乾杯できたので安心した。
違う、安心っていうか、えーっと、救われた、そう、救われた、だ。
でもその一方で、『あんなに下手くそだったのに、楽しかっただなんて!それにまたやりましょうって、私ならこんな下手なギターとはやりたくないぞ!!』って思って、素直に喜べなかった。
でも。
私も一年前?一年半前?
初めて知らないメンバーで音合わせをしたとき、めーっちゃワクワクして楽しかったって思ったのを思い出した。
話したことないけど、それぞれの音を、一生懸命合わせて一つの曲にしていく、この『みんなでワイワイ好き』にはたまらない一体感!
失敗しても『いいよいいよ!次頑張ろう!』みたいな!(部活??)
それを思い出した途端、『あんな下手くそやったのに』ってちょっと卑屈になってた自分を恥じました。
そして即、反省しました。
そうやって「また次も!」とか「これからも!」って、言ってもらえたことは本当に感謝しなければならないことやわ!って。
それからもう一つ。
二日目の発表会、私と同じ曲をやる女の子がいた。
私は「どんなもんなんやろ?ちゃんと仕上がるってどんなもん??」って興味があって、携帯の動画で録画をすることにした。
彼女は私より上手いし、始まりも堂々としていた。
(そんな風に見えた)
私はこんな風に音が出ていたかな?全然違う気がする、、、あーあ、、、と、落ち込みかけた瞬間、ソロになり、彼女は私と同じタイミングでつまずいた。
えええ???あ、頑張れ!はやく!戻れもどれ!!
そう!次!!そうそう!!
彼女も苦労してたんや、、、頑張ったけど、でもやっぱりソロのとこ、難しかったやんね?わかるわかる~、、、私にはわかるよーーー!!最後、がんばれーー、、、
と、気がつけば涙をだーだー流しておりました。
しかも、携帯録画するのに両手で固定していたため、ハンカチも出せず、ただひたすら涙を流しておりました。
・・・怪しすぎたと思います、、、
Deep Purpleで泣く女。
そんなこんなで二日間。
私は気付かされました。
上手くても上手くなくても、真面目に取り組んで、真剣な思いで努力した人は、わかる!
(今回からやっとわかってきた!)
だから、失敗しても腐らず自分のペースで努力は続けよう、と。
でも人の胸にどーーーんって来るには、本当にもっともっとの努力が必要!
私はまだまだ無理だけど、でも、ものすごい努力した人や、真剣に取り組んで来た人のことはよくわかったし。
ぺろさくくん、すごい迫力あって感動したよ!!
私もがんばろう。