ユウとはなうた

2011/10/24(月)00:08

発表会、二日目。

ギター(42)

どーーーーん、って来ました。 昨日、今日、普段会わない生徒さん達の演奏聴いて、どーーーーんって、来ました。 今までこんなことはなかった。 友達になった仲のいい人の演奏は気になるけど、知らない人の演奏は、余程興味のある曲じゃないと注目してなかった。 けど。 今回は違った。 ほんまに違った。 私は一日目で、Deep Purpleの『smoke on the water』を弾いた。 練習、本当に時間かけたけど(もう、頑張ったとは言いません)当日の朝になってもソロがちゃんと弾けなかった。 一週間前に初顔合わせ、音合わせをしたメンバーには本当に申し訳ないなって思ったけど、もうどうしようもなかった。 レッスンの時に一回だけ「今のなら70点」って先生に言ってもらえた瞬間があったので、何とかそれが出せたらいいのに!!って思ってた。 けど、そんなことは勿論無理で。 勿論、勿論無理ってことはわかってた。 いつもならもう少し前もって友達にもメール(発表会のお知らせメール)するんだけど、今回はギリギリにしか出せなかった。 今回の私はイイトコナシってのが自分でわかってたから。 でも、終わってみて、一緒にやってくれたドラム教室に通うオッチャンが「楽しかったですね!また一緒にぜひやりましょう!」と言ってくれ、ベースの人も笑顔で、打ち上げの席では乾杯できたので安心した。 違う、安心っていうか、えーっと、救われた、そう、救われた、だ。 でもその一方で、『あんなに下手くそだったのに、楽しかっただなんて!それにまたやりましょうって、私ならこんな下手なギターとはやりたくないぞ!!』って思って、素直に喜べなかった。 でも。 私も一年前?一年半前? 初めて知らないメンバーで音合わせをしたとき、めーっちゃワクワクして楽しかったって思ったのを思い出した。 話したことないけど、それぞれの音を、一生懸命合わせて一つの曲にしていく、この『みんなでワイワイ好き』にはたまらない一体感! 失敗しても『いいよいいよ!次頑張ろう!』みたいな!(部活??) それを思い出した途端、『あんな下手くそやったのに』ってちょっと卑屈になってた自分を恥じました。 そして即、反省しました。 そうやって「また次も!」とか「これからも!」って、言ってもらえたことは本当に感謝しなければならないことやわ!って。 それからもう一つ。 二日目の発表会、私と同じ曲をやる女の子がいた。 私は「どんなもんなんやろ?ちゃんと仕上がるってどんなもん??」って興味があって、携帯の動画で録画をすることにした。 彼女は私より上手いし、始まりも堂々としていた。 (そんな風に見えた) 私はこんな風に音が出ていたかな?全然違う気がする、、、あーあ、、、と、落ち込みかけた瞬間、ソロになり、彼女は私と同じタイミングでつまずいた。 えええ???あ、頑張れ!はやく!戻れもどれ!! そう!次!!そうそう!! 彼女も苦労してたんや、、、頑張ったけど、でもやっぱりソロのとこ、難しかったやんね?わかるわかる~、、、私にはわかるよーーー!!最後、がんばれーー、、、 と、気がつけば涙をだーだー流しておりました。 しかも、携帯録画するのに両手で固定していたため、ハンカチも出せず、ただひたすら涙を流しておりました。 ・・・怪しすぎたと思います、、、 Deep Purpleで泣く女。 そんなこんなで二日間。 私は気付かされました。 上手くても上手くなくても、真面目に取り組んで、真剣な思いで努力した人は、わかる! (今回からやっとわかってきた!) だから、失敗しても腐らず自分のペースで努力は続けよう、と。 でも人の胸にどーーーんって来るには、本当にもっともっとの努力が必要! 私はまだまだ無理だけど、でも、ものすごい努力した人や、真剣に取り組んで来た人のことはよくわかったし。 ぺろさくくん、すごい迫力あって感動したよ!! 私もがんばろう。

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