夢にむかって

2007/03/30(金)01:02

音楽が魂を浄化させる...

お空の夢人(37)

「オーラの泉」は好きで、ほとんど欠かさず見ています。 その時、その時のゲストに話されている言葉が、 今の私にす~と入ってきます。 きっと、 今の私のアンテナと周波数が合ってるのでしょうね。 昨日のオーラの泉のゲストが 指揮者の「佐渡裕さん」でした。 私と佐渡先生との出会いは、 今から10年以上前に一万人の第九の指揮者が佐渡先生にかわり、 合唱指導での出会いでした。 京都出身で私のお華の先生の息子さんとも 幼稚園から一緒の同級生だったという、 ちょっとした縁もありました。 それから、毎年第九は歌っていたのですが、 2000年のその年の第九の練習には足が運ぶ事ができませんでした。 というのも、 夢人を亡くした年です。 生きる気力、もう、何かで感動するとか、 そんな事すら、もう何もかも終わったような生き方をしていた、 そんな年でした。 でも、 たまたま、知人から、 その当日はどうしても行けないから、 変わりに歌って来ないか...と言われました。 1999年の年末は大きな大きなおなかで第九を歌い、 生まれそうなぐらいの胎動を感じたあの思い出の場所に、 行く事も、あの第九を耳にする事すら怖くて その場にいられるかさえ不安の中、 夢人の写真と一緒に、 一万人の第九の会場へ足を運びました。 第一部で「G線上のアリア」が演奏され、 夢人の写真を抱っこしながら、聴いていると、 涙がとまらなく、 悲しいとか、苦しいとか、嫌な涙ではなく、 本当に、気持ちのいい涙があふれてきました。 そして、第二部、 おなかの夢人と一緒に歌った思い出の第九を歌い、 その時に佐渡先生がおっしゃった言葉が胸を打ち、 新たな一歩を歩き出すことができた、 私にとってとても大切な、第九のコンサートでした。 私にとって、佐渡先生の言葉が心に響き、 すぐに、先生の掲示板に お礼の言葉を書いた記憶があります。 私と佐渡先生との出会いの話しが長くなったのですが、 昨日のオーラの泉で、 音楽や芸術は魂を浄化させる...とおっしゃってました。 佐渡先生がされている音楽活動が、 阪神淡路大震災で亡くなった人たちの魂を浄化し たくさんの無念で亡くなった子供達の魂が供養されている、 と、江原さんが涙ながらに話されていました。 あの、2000年に聴いたあの「G線上のアリア」で 夢人の魂は供養されたんだ...と そう、思えた瞬間、 番組のBGMで「G線上のアリア」が流れてきたのです。 涙がとまらなくあふれてきたのですが、 夢人はこの音楽とともに、 気持ちよく、魂が浄化されているに違いないと感じ、 母として、 あの子はきちんと、あの世にいけているんだろうか? 私の思いが、あの子を引っぱってはいないだろうか? 何もわからない分、 心配で心配でたまらなくなるのですが、 ちょっと、安心できることができる、 素敵な番組と昨日は出会えました。 魂の世界、 これは、いろんな意見があって当然だと思うのですが、 私はやっぱり、魂の世界、信じています。

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