夢にむかって

2008/02/26(火)00:29

本当に大切な事、

「小学校お受験」を決めて、試験までの一年間、 本当に、歩夢も私も、 そして、夢叶もがんばりました。 パパはって…。 パパは本当に、感情を表に出さずに、 淡々と、歩夢と接していたように思います。 それも、ひとつがんばりだったのでしょうか? アユムが行きたいといった、週に一度の塾は 思っていた以上に喜んで行き、 2時間の授業も楽しかったようです。 でも、 「塾には行きたい、お受験もする」とは 言ったものの、 まだ、お受験の意味も分からず、 「小学校は先生からきて下さい~ってお手紙が来た小学校に行くんや~」って ぐあいに 話していて、 地元の公立の小学校に行くとも、お受験の附属小学校に行くとも言わず、 過ごしていました。 でも、10月に地元の小学校の健康診断で、 すっかり、自分はこの学校に行けると思い込んでしまったようで、 もう、ボクは試験は受けない!って言い出しました。 幼稚園の仲良しの男の子も3人一緒だし、 本当はどっちがアユムにとっていいのか、 お受験させることは、アユムにとって、なんなんだろう? って、私の気持ちがすごく揺れ動いた時期でした。 そして、あゆむも少し中だるみが見え出した頃でした。 年が明けて、 模擬テストやらが始まり、 アユムが自分の点数をきにするようになりました。 次は、もっとがんばりたい!って、 すごく、意欲的に取り組みだしました。 案外、緊張しいのアユムだけに、 試験の日も、プレッシャーをかけないように 「いつもの塾の模擬テストを小学校の会場を借りてやらはるねん…」って 話していたのですが、 本人は本番の試験である事も、 今日は最後だけに、がんばらないといけない事も しっかりと、理解していました。 という具合に試験の日を向かえ、 4時間半という長い時間をがんばり、 無事合格する事ができました。 この間、地元の小学校の一日入学がありました。 アユムに、 「ほんとうはMくんやTくんのいる○○小学校にいきたかった?」って 聞いたら、 「ボクは附属に行くのたのしみやし、がんばるし~」って またまた、私に気を使ってか、 私の困るような答えはしないアユムでした。 試験の日の朝、 アユムが珍しく抱っこして…と言いました。 そして、ギュって抱きしめると、 当たり前だけど、 アユムの体は温かくやわらかかったです。 その時に 夢人の最後に抱っこした感触を思い出しました。 一日ドライアイスの横で寝ていた夢人の体は冷たくて、 死後硬直を始めた体は固かったです。 アユムをギュッと抱きしめた一瞬に 夢人から又、メッセージをもらいました。 今、ここに元気な暖かく柔らかいアユムがいることだけで それだけで充分な事、 それだけで充分幸せ…ってことに 改めて気づく事ができました。 口では「合格してもしなくても、どっちでもいい~」なんていいながら、 やっぱり、 私も熱くなって、 アユムにも無理もさせたし、 がんばらせてしまってた…。 人間、生きていく以上、 何かに挑戦したり、努力したり、がんばったり、 そして、上を目指す事は大切な事だけど、 でも、 本当に大切な事、 試験に合格する事だけじゃない、って事を 試験の日の朝に、夢人に教えてもらいました。 これからも、 本当に大切な事を見失わないように、 アユム、ユメカの子育てしていきたいと思います。

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