2017/06/09(金)02:15
いつか何処かで…。14
いつか何処かで…。14 倉敷は今日も一日曇りが多く晴れたのはひと時であった。 梅雨入りが宣言されジメジメした日が続くと私の頭は重く目がちかちかして思考力は極端に低くなる。 昔から春と秋にはものは書かなかった。その間いろいろと様々な馬鹿なことをしながらその中から知識を知恵に変える作業をしてきた。 ほんまかいな、と書物から得た知識を体験し実行してその真意を推し量っていた。 書く材料の真意を、裏を取ってきた。あまりそれらを詰め込むと独自の想像力がそがれるので書かれたものより想像力に重きを置いていた。 つまり書き手の妄想を重視したということだ。私にとって妄想こそ、妄想から生まれた社会の人間の新しい発見こそが書く必然でもあった。 今、世界を俯瞰して見て一番危ういのはイギリスだという結論に達した。日本と非常によく似た島国である点と、EU加盟での移民で苦しめられ、離脱を国民がなぜ支持したのかは国内の秩序が乱れに乱れたことに対しての危機感であった。 日本はイギリスの現状を注視し分析してそれを反面教師としなくてはならないということだ。 学校の崩壊、教室の秩序のなさと暴力によって教師は次々とやめていき外国から教師を招く事態になっている。教団の机の下にはベルが設置され身の危険を感じた教師はそれを押して助けを呼ぶ、学校の周りには警官が常駐していてすぐに駆け付けなくては教師は生命の危機に瀕するのだ。英語がわからない子供たちに教育をすることはできない。教室は暴力教室に代わっている。そんな学校が急速に増加しているという。 所得税は40%と、消費税は30%近い、その代り医療は無料と言うことで病気を治すためだけにイギリスに来る人であふれているという。むろん税金は一銭も払ってはいないが治療はただで受けられる。なんだか日本の姿を見ているようでもある。教育に対しては莫大な税金が使われているがその金は無駄なものになっている。 イギリスの財政は日本人が考えているよりはるかに貧困である。 経費削減のために警察官がリストラされ治安は頗る悪くなっていて、テロ捜査もままならなくなっている。テロを止められないわけだ。このままでいくとイギリスと言う国は沈むだろう。また、これは日本に取っても注視して見守りその弊害を避けるような政策を打ち出さなくてはならないことは言うべくもないことだ。何か日本を想起した人も多かろうと思う。在日特権、健康保険をただで渡航者に使わせていることなども解決しなくてはならない明白である。 イギリスは中間層が音を上げている。今のところは経済成長率はいいからどうにかなるかもしれないがお先真っ暗なのだ。 EUはドイツの一人勝ちである。中国のバブルの崩壊に引きずられることは確実でさらなる発展は望めない。 まあ、ドイツと言う国は三国同盟を結びながら中国において日本と戦っていた国で、それは表向きであっただけ。なんでもありの国である。が今までのようにEUの覇者でいつまでおられるかはわからない。 長く続いた白人至上主義の終焉に向かって拍車がかかりそうである。 要するにヨーロッパの文明が終わるということである。 今も民族の大移動の時代だと考えている。歴史上この移動は度々と行われ世界の地図は変わってきた。 植民地政策を取った国々は強奪とレイプと虐殺をほしいままにして土地とを奪ってきた。その遺産がなくなって消える定めを迎えたというだけである。その復讐を受けていると言ってもいい。 今日必しぶりに為替と株の動きを見た。日本の株価が2万円近くになっていた。 これを見てまず戦火はないと判断した。 金持ちがそのことを予想していない、陰で世界を動かしている金持ちが動いていないということは戦火は今のところないと言える。 それにしても日本国民は呑気なものである。その呑気さが国会にも表れている。朝日、毎日、東京新聞が売れていることである。 この国は国民が死ななくては何も動かないという不思議な国である…。