2005/10/24(月)22:22
発砲事件?!
天気の良くない日曜日のお出かけ先は、義姉の家?!
おしゃべりに、お茶を飲むだけの週末。
子供達は、4人で階下に遊びに行って、ちょっと静か。
まぁ、こんな週末もいいのかな。
なんとなく、だらだらとTVのニュースを見ていたら、
『発砲事件?!』
『銃弾9発?!』
『事件の場所は、士林?!の…』
『家の近所じゃん!!』
夫が
『今日は家にいたほうがいいかな~って気がしてたんだよ。
家にいたら、発砲の音が聞こえて、見に行けたよ』
と、ちょっと残念そうに言う。
発砲現場って…
澳門にいた頃、発砲事件は、よく起きていたので、
そんなに珍しいこと(?!)だよね…(笑)
1997年の香港返還の後、澳門の治安は急速に悪くなっていった。
大陸の支配を警戒した香港マフィアが澳門に。
ちょうどその頃、新しいカジノを建設中だったこともあり、
その利権をめぐり
地元の澳門、香港、台湾、大陸マフィアが抗争を開始。
発砲事件、殺人事件は、毎日のよう。
突然、道端で、ナイフで刺され、
『人間違いだった!
ごめん!』
という、あまやられても…という人違い報復殺人(と勝手に私が名付けた)。
マフィアの抗争だから関係ないは、通用しなくなってきたのかなぁ…
と、日本に一度帰ることを考え始めた頃のこと。
夜中の2時過ぎ。
突然、タイヤがパンクしたような音。
外を見ても、別に車が止まっている様子はない。
なんだろう?
次の日。
ニュースで向かいのマンションで発砲による報復殺人があったのだと知った。
あの音は、タイヤがパンクした音じゃなくて、
ピストルの音だったんだ…
しかも、この殺人現場に運悪く居合わせてしまった
マンションの管理人も撃たれて死亡。
この後も、マフィアの抗争による殺人事件は続き、
日本に一度帰ることに決定。
もう少し、街が落ち着いたら、澳門に戻ろうと思っていたのに…
台湾へ…
あの時、治安もいつかは回復するさ~♪と澳門に残っていたら…
どうなっていたのかな…。