2011/06/17(金)11:45
あの東大で一日「授業参観」
チアアップニッポンの残務整理後
知人の旦那様が東大の数学の授業に招待してくれました。
東大はおよそ縁のない身、いそいそと出かけて行きました。
古い建物が歴史を感じ、学食は様変わりしておしゃれなカフェとなっていました。
外観だけでなく充実したメニューでしかもとびっきり安い。
大きな鉢の醤油ラーメン、ひじきの煮物の小鉢、メロン、葛もち(きな粉)とチョイスしました。
とても美味しくってまた来たい気分でした。
これなら東大生の胃袋も満足でしょう。
それから生協で東大グッズを買い
杉並木を歩いて、531教室にちょっと早めに入りました。
すでに学生さんには今日の「おばさんの授業参観日」というおふれがでていたらしく
拍手で迎えられました。内容はチンプンカンプンの数2の行列式という講義でした。
先生は紹介が終わるとすぐに授業モードに入り、バンバン、スラスラ黒板に数字を書いて行きます。
答えが1になったり0になったりあの手この手でなぜ0になるかなぜ1になるか
どんどん証明します。
小テストもありました。100名くらい?の生徒さんへ二問題でした。前回の小テストの採点済みも返していました。
その答案用紙入れは生協のポイントで交換したというショッキングピンクのエコバッグ。
ああこいう使い方も有りかと思っていますと
ポーンと奥様のもとに空っぽのエコバックが戻ってきました。小さくたたんで次回に備えるのだそうです。
授業の中身は常にお家では、いたる箇所に散らばっているメモ用紙に書かれているものだそうです。
わかりますか?と尋ねると「わかりません」だそうです。
もともと生まれは関西出身なのでお家の中では関西弁らしいのですが授業は標準語でした。
授業の始まりに私は奥さんのことを「マミー」と呼んでいますが諸君の中
で母親のことの呼び方が父親と同じ呼び方をするヒトと聞いていました。
案外多いなあーなんて言われていました。
小さい娘さんや生まれたての息子さんを育てた頃、英国で過ごしたためでしょう。
「マミー:かあちゃん」的でしょうか。
「この数学者に出会えてよかった」というご自分の本にサインしていただき駒場東大駅前駅から
迷わずに帰りました。
おもしろい体験でした。有り難うございました。村上博士&博美さん!