金山deやましごと

2011/06/30(木)22:18

日本人より日本人らしいヒト

夕飯のとき、テレビに釘付けになった。 見た目は確かに外人であるが言葉一つ一つに奥ゆかしさが見受けられる。 決して謙遜しすぎることもなく話を聞いていて、ここちいい。 アメリカ人で日本国籍を取られたという。そういえば地震直後、報道されていたのを聞いた覚えがある。 89歳になるという。日本人として生きる最期の旅になるかもしれない。 東京都北区の名誉市民であり、18歳のときに英訳された「源氏物語」に魅せられて日本文化研究者になった。 わずか49セントの本が始まりで日本人になった89歳のドナルド・ローレンス・キーンさん。 作家の柴遼太郎さんが役所に行けば戸籍があるだけの日本人であるというだけの自分よりより日本人らしい キーンさんと語っていたらしい。 高見順が東京大空襲の翌日東京駅に母親と行った際身動き出来ないほどの混雑の中 ガマン強く列を作り自分の順番がくるのを待つ日本人を見て、感動したという。その時の気持ちを日記にしたためている。このヒトたちと共に生き、このヒトたちと共に死にたいと。 この高見順の日記にキーンさんが感動したと話されていた。 作家の林望(はやしのぞむ)先生がいまだに原発推進を唱える原子力学者の真意がわからないとご自分のブログで嘆いている。(リンボウBBS)100年後200年後から見た歴史家はこの震災をなんと語るだろうかと。 リンボウ先生は脱原発を表明しない市町村議員や県の議員や首長にはハガキを送りつけ「もうあなたには投票できない」というおうではないかと愛国心に燃えている。 この国を愛してやまないヒトみんなで行動を起こさなくては!!

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