117023 ランダム
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*4*

あの日の夜
焼き肉屋に行ったら父がいた――

昼ごはんを食べてたら、岡田先生が来て

「休んでた分のプリントを仕上げろ」

って言ってきたから適当に返事をした。


そんなことより、今日は友だちの大ちゃんが告白しに行くらしいから
見に行かなくては!!

大田と2人でルンルン気分で後をつけて行ったのに
大ちやんはミントン部で呼び出されただけだった。

そんな結末いるかー!!


家に帰ると家業である病院の待合室で妹たちがテレビを観ていたので、
一緒に観た。

そしたら、自動ドアが開いて女の人が入ってきた。

というか、倒れてきた。


ドアの外を見ると、昼間私に
「プリントを提出しろ」

って言ってた岡田先生が銃を持って立っていた。

が、

それもすぐに倒れた。


岡田先生を嫌ってた友だち(彼女のために名前は伏せておく)が
赤く染まった包丁を持って立っている。

女の人の血の上に岡田先生の血が混ざった。

友だちが右をジッと見ている。
足が操られたように動いてドアの側まで行って視線の先を見た。

そこには男の子が立っていた
小学校高学年くらいの子。

彼女はその子に近づいて行き、足が竦んで動けないでいる男の子の方へ。

そして

男の子の

胸を

刺した。

次にいつの間にか持っていたストップウォッチの紐を男の子の首に巻いて

絞めた。



友だちは血だらけの灰色のジャンバーを脱ぎながら病院に入ってきて

「刺したのは知らない男」

と2回言った。

きっと彼女なりの現実逃避だと思った。
どこかのドラマより醜い……。


彼女が去って数十分したとき、目暮警部が来た。
呼んだんだから当たり前なんだけど。

出前でとったカツ丼を食べながら病院の中で事情聴取を受けた。
カツ丼代は目暮警部の部下の男の人に払わせた。

「高木」とか言ってた。




これは 夢
あるようでない。

これは 夢
続くようで続かない。

これは 夢
それ以外のものにはならない。

これは 夢
動かせない自分

これは 夢

いつ目覚めるか誰にもわからない












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スペシャルプロジェクトも第4弾となりましたか。(笑)
この4作は全部、私の友達・kちゃんが作ってくれたものです。


今回のコレ↑、

「ウチとN子の見た夢を足して2で割ったらこんなんできてん~~~」


と。


ちょっ、二人ともどんな夢を見てるんですか!?Σ( ̄ロ ̄;)

まぁ、夢なので、特に深い内容というわけでもないと思います。。。

いや、深いな。うん。('-'*(,_,*('-'*(,_,*)



とりあえず、これらの作者、kちゃんの


頭の中と文才は凄いと思います。(°- °)(。_ 。)



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