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ふぁみりぃ・ぱあく

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ゆ~なのママ

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Mar 14, 2008
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カテゴリ:カテゴリ未分類
お久しぶりです。またまた かなりの日数が経ってしまいました。
携帯からは お気に入り登録してる人のブログにはちょくちょく遊びに行ってるのですが・・・
なかなか 本来のネットをゆっくり開ける時間が無い訳で。。。

双子も早 7ヶ月になりました。
離乳食も始まり 妹の方は歯が下2本生えてるので 離乳食をよく食べてくれます。(^^)
反対に姉のほうがまだ 歯が生えてないので おかゆなど器用に口から全部出したりしますよ。(><)
それにしても 2人とも 良く動く・動く しょっちゅう何かにぶつかったり 散らかしたりしてます。 やっぱり子供は元気が一番です。(^^)
風邪の時期なんかは 本当に精神的にも肉体的にも大変でした。
今からは 暖かい季節なんでようやく ホッとします。


すみません 前置きが長くなりまして・・・

さてさて 出産の続きですが・・・

帝王切開の出産が午後3時半に終わり それから6~7時間経った頃 出血が止まらなくなりました。 しかし 私は 出産で体を酷使してる状況なので自分の体に何が起きているのかは いまいちピンとこなかったのが正直な気持ちでした。

そして 急いで緊急手術の手配が行われました。

そのこと自体 すべて ここから奇跡に近いことばかりでした。
私が出産した病院は総合病院なので 前の日に産婦人科で緊急手術が行われてたので当直医の先生たちがまだ残っていた事 それに産婦人科の婦長さんも帰る支度をしていたので病院に残ってた事。
麻酔科の先生もすべて 緊急手術に必要な先生たちがすべていてくれたおかげで 手術の判断や準備・輸血の準備が すばやく出来たことです。
手術の執刀医の先生も 連絡を聞きつけすぐに駆けつけてくれました。

それぐらい私の出血量は 一刻を争うぐらいの大量出血だったそうです。
それに 旦那だけは病院へ止まる予定で残っていてくれました。
すぐに夜中の12時過ぎ 私の両親へ旦那が連絡を入れました。

その時 両親は娘が無事 何事も無く双子を出産できたことで祝杯をあげてたところでした。

その時間に 「娘さんは出血が止まらなくて今から緊急手術を行いますので今から至急 病院へ来て下さい」と言われたものだから 頭が真っ白になってすっ飛んできたそうです。


その頃の私は だんだん力がなくなって 意識が朦朧としてきました。
手術台に移されて 帝王切開で開腹した後 糸で縫ってる部分を先生たちが上から押すんです。
力がなくても 痛いのは分かります。
意識が遠くならないように 先生たちは私の肩を名前を呼びながらずっと叩いています。
「。。。さん 聞こえますか? 目を閉じないで下さいね 起きてくださいね ここは痛いですか?
私は
「大丈夫です。聞こえます。痛いです。痛いです。痛いです。」
その繰り返しです。

その間に両親が病院へ到着しました。
母親は私の手を握り 泣きながら
「あなたが 双子を育てていかなあかんのよ。あなたが母親なんだから あなたが頑張らんと・・・
大丈夫やから 信じて・・・」と言われました。

旦那も父親も 「大丈夫やから・・・・」と言ってました。
その間にも 血は出続けてます。
やはり 意識も遠くなりそうになって・・・・ヘモグロビンが4まで下がっていました。
これは 意識が無くなってもおかしくない非常に危険な状況です。

私は 意識が無くなりそうになる中でも 心の中で
「大丈夫・大丈夫・大丈夫・・・・」と必死で言い続けました。

数十分後 日本赤十字から保存血が届き 緊急手術が始まりました。
そこからの私は 全身麻酔なんで覚えていません。

後から聞いたのですが・・・
その間 出血量に比例して 日本赤十字から往復で何度も何度も保存血が届けられたそうです。

緊急手術は明け方まで行われました。

当然 私は 何も 覚えていません。


朝 目がさめると 両親と旦那が間の前にいました。私は酸素吸入器をつけ 何台も輸血や点滴の針がつけられ 心拍数の機械もとりつけられていました。


みんな 泣きはらしたような顔で 目が真っ赤赤になってました。
 両親が「よ~頑張ったな 出血は止まったから 助かったからもう大丈夫」

私は その言葉を聞いて 「ああ・・・・よかった・・・・私助かったんだ・・・よかった。」
と思いました。


担当の先生も
「こう言う自体になる事は申し訳ありませんが出産をされる人にとって誰にでもありうることで 自体の予測も不可能な事であります。
今回は 非常に大量の出血だったことではありますが すべて対応が迅速に出来た事と
。。。さんが血圧も下がってもおかしくない非常に危険な状態ながら 低いながらも血圧が手術中安定してた事が非常に大きい要因になっています。

よく がんばりましたね。」というような事をおっしゃってました。


その後・・・1週間ほど入院を延長しまして 無事 退院しました。
私は 日赤に輸血をしていただいたみなさんの大切な血液で助かることができました。

本当にありがとうございます。

輸血は 普段 そこまで 頭にはおいておく人が少ないと思います。
普段は 私も正直 輸血車がいても 元々貧血気味なのでしたことがありませんでした。
素通りしてました。

本当に本当に 何気ない輸血で 数分間の輸血で命が助かる人が毎日のようにいらっしゃいます。
その人にとっては 自分の未来をつないでくれたぐらいの素晴らしいものだと思います。
私も 実際 何十人分の人に助けてもらい ここに生きる事ができています。


本当に本当に 感謝しております。

旦那はあの後 すぐに輸血しに行ったそうです。お礼も込めて・・・

私は 今はもう自分の血液にも戻っており 血液検査もすべてクリアして元気です。
私も もう少し回復したら 輸血をしようと思います。
・・・血液が基準値より薄かったら出来ないそうですが。。。


人と人は 見えない繋がりの中で 生きることが出来ているんですね。

この 命 これからも大切に日々生きていこうと思いました。



これが 私の命をかけた出産記録でした。







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Last updated  Mar 14, 2008 04:36:56 PM
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Comments

まめ8996@ Re:命をかけた出産 最終編(03/14) はじめまして!ほんまに命をかけた出産や…
ゆ~なのママ@ ゆ~なのママ いぇろぉさん ごめんね なんか 携帯から何…
ゆ~なのママ@ ゆ~なのママ いぇろぉさん コメントありがとうございま…
いぇろぉ@ 泣きながら。。。 読んでしまいました。 本当にお疲れ様で…
ゆ~なのママ@ Re:ホントに・・・(01/24) LOVE★2001さん   今回の妊娠からすべて…

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