悩みながらも我が人生・・・。

今日は一日家にいて本を読んだり、パソコンをいじったり、テレビを見たり、あれこれ考えたりしていた。

最近の自分は良くないと思う。

具体的な理由があるのではないのだが、怠け者な気がする。

今はある意味受験勉強期のようなものなわけで、自分の大学受験の時は二ヶ月という短い期間とは言え、物凄く努力した。

一日二時間睡眠を二ヶ月間守り、起きている時間は全て勉強。

「もっともっと自分を苦しめろ」と髪に書いて貼り、自分を苦しめれば苦しめるほど、身になっており、人に追いつけると思っていた。

あれくらい苦しんだのだから、偏差値が上がって当たり前だと思った。

実際二ヶ月で偏差値３０程で学校でもビリだった自分が最後の模試では７０近くを出し、学校でもトップになれた。

それくらい努力して、自分を苦しめた。

それが今はない。

就活を楽しもう、確かに大事なことかもしれない。

受験勉強と違い、単純な試験ではないから。

でもある意味人生において大事な選択の時期なわけで、そうのん気にも言ってられない、俺は誰にも負けてはいけないのだから。

もっともっと自分を苦しめ、その結果、やるだけやったという自信を得なければ。

関係ないが受験時期を思い出すと色々懐かしい思い出がたくさんある。

初めて上京し、泊めていただいた親戚の家、埼玉の越谷だった。

夜の星空を見て東京でも星が見れるんだと驚いたものだ。

法政の受験で行った東小金井の町。

東京でもこんな田舎があるんだと驚いたものだ。

受験期間一人で泊まった神田のビジネスホテル。

神田駅に入ってくる中央線のラッシュを何度かビビッテ見送った。

近くにあった北海道にはないコンビニampmが新鮮だった。

最後に滑り止めで受けた日大の受験の前日、一人で受験終了の祝杯をあげた神田の牛肉屋。

そこでテーブルに置けない程の牛肉料理を一人で並べ、完食し、店の人を驚かせたっけ。

一人神田の町を散歩したな。

道に軽く迷いながらグルグルと歩いていた。

中学校が車の通りの多い街の中にあり、驚いた覚えがある。

何もかもが新鮮で、東京の駅のホームの電車が来る時の音楽も印象深く感動していた。

あれから三年近く。

一言で言えば、擦れたな。

もともとチャラチャラした奴ではあったが、色々な意味で擦れたよ。

辛い目に何度もあってきたから。

最初は厚木の奥地、本当に上京したのかと疑った。

何もない畑のど真ん中の部屋での貧乏生活。

牛丼並盛を二日に一杯食べる生活で激痩せ、体も弱り何度も寝込んでいた。

死ぬかと思った。

信頼できる友人も一人もいない、東京は出会いは多いが希薄だ・・なんて、よく愚痴っていたな。

貧乏で空腹を紛らわせるため寝る時間が多く部屋で一人で、考えたりする事が多かった。

人生について中学、高校に引き続き悩み続けた。孤独と貧困の中で。

学校は糞だった。

金持ちばかりの集まりだ、そのクセに親が行けというから進学したが大学つまらないし辞めたい・・なんて言う奴らばかり。

実際つまらなかった。

金持ちになるため弁護士を目指していた俺は失望させられた。

授業は糞だ、何を言っているかも聞こえなければ、やっと聞こえても教授の雑談。

大学のナーナーな態度。

自分の借金は増えていく、腹が減って苦しい、気のおける友人もいなくて孤独だ、大学に夢はない。

飲み屋でバイトをしても、バイト仲間は自分の欲しいものを買うために、俺は家賃・水道光熱費を払うために。

でも、みんな良い人達だったなぁ。

店長は若くて面白く優しく、兄貴みたいな人だった。

いつも賄いを食べる時、俺だけご飯大盛りにしてくれたり、お土産に持たせてくれたり。

俺が引きこもり出しバイトを無断で行かなくなった際も、死んだんじゃないかと本当に心配してくれて、何度も電話やメールをくれ、家にも来てくれた。

その時の俺は卑屈だったから無視し続けていたが、後にバイト仲間を連れて家来てくれ、みんなで楽しく飲もうと言ってくれた。

バイトの先輩達もみんな良い人だったな。

でも限界だった。

全て無意味だ、やはり自分が来るべき場所ではなかった、貧乏人は大人しく田舎で貧乏暮らしを満喫しているべきだった、所詮夢なんか見ても報われない世界なんだと考え、二ヶ月家に引きこもった上に、親に手紙を書いた。

学校やめます。


人それぞれ色々な過去があり、今がある。

自分は得たものもあるが失ってしまったものもたくさんある。

何がしたいんだ？

どうして出てきた？

今の俺はたるんでる。

もう一度立ち上がろうじゃないか。

誰にも負けないために。

全てを見返すために。

ありとあらゆる全ての力を手にいれるんだ。

それら全てを手に入れて、俺は今までお世話になってきた全ての人に恩返しできるだけの経済的余裕・気持ちの余裕、本当の優しさが欲しい。

本気を出せよ。　俺。