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最近本をたくさん読んでいる。
自分は小説から哲学書、ビジネス書まで多岐に渡る。 小説の中で一番好きな作家で白石一文がいる。 彼の書く小説は主人公の思考が自分とそっくりなのだ。 恐らくそれを読んでいただければ、僕と言う人間がわかると言うくらい。 面白いと思うんで良かったらご一読を。 先日の夕方、青山ブックセンターで白石一文の新作が出ており、興奮して早速購入して読んでいます。 今回は珍しく主人公が女性。 相変わらず人生・生きる事や恋愛、運命や社会のあり方などが深く考えさせられる内容でした。 しかもちょとしたドッキリを仕掛けてくれるところも読み物としての面白みをしっかりを出してくれる作者の良さであります。 その中で人の人生の選択についての話があり興味を引きました。 人は運命に基づいて人生を歩むのか、選択しているのか。 選択さえできない事こそが受け入れるしかない人生で唯一確信できるただ一つのもの。 選択が出来れば、どちらが正しかったのか結局分からず、確信を持てない。 しかし選択さえ出来ない事は、運命であり受け入れるしかない。 そういった確かなものを人は求めたがるのかもしれない。 そこで思考を止めることができるし、楽だよね。 選択した後もなんだかんだ不安だよ。 人はずっと悩み続ける。 あの時の選択は正しかったのか。 もし違う選択をしていたらどんな人生を送っていたのか。 でも戻ることは出来ない。 一つしか選択できない。 それならばいっその事、選択さえ出来ない運命とやらに身を任せてみたい。 そういった気持ちも少しは理解できた気がしました。 「私と言う運命について」 是非読んでみてくだい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.05.22 06:31:12
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