2006/01/10(火)04:58
必要のないこと。
ってなんだろう。。。
去年、就職活動をしていたときにある社長からきかれたこと。
戦争とか病気とか、、、
他にもいろいろな意見が飛び交った。
人の数だけ意見があるわけで、答えは同じだとしても、
その答えに行き着くまでの過程は違う。
おれはそのとき病気はいらないよ、とかいっていた。
ある社会人にそれを聞いたら病気はいらないものじゃないという。
それは、病気という事実があるから命の大切さを学べる。
とのこと。
そのときは少し納得した気がした。
今、ふと思った。
外へ出ると、雪がパラパラ降っていた。
冬になってから、雪が降っているのをはじめて見た。
横浜の雪なだけに水分がおおい。
これじゃ積もらないな。
人は経験し、そして気づき、思いはつよくなる。
命の大切さを知るため、死を知る。
まだ健康なうちは命の大切さはよくわからないと思う。
少しはわかるが、その大切に思う力は違うと思う。
自分に関係ある人であればあるほど、
その力は強くなるはずだ。
そして大切さを学んだ人は、そのつよい力を、思いに変え、
そして実現させていく。
しかし、
もし自分が病気になり、
死を身近に感じ、
その瞬間によって命の大切さを気づいたら。。。
もう遅い。
人は経験して、気づき、成長していく。
仕事の失敗も失恋も、
それによって気づき、
人は成長していくものだ。
しかし、
病気によって、
死を身近にしてからの気づきは、
終わらない挑戦を妨げる。
もしかしたら、
学んだところで、成長できないかもしれない。
なんにも生かすことが出来ないかもしれない。
したいことがたくさんあるのに、
出来ない現実ほど悲しいことはない。
夢がたくさんあるのに、
それを叶えることができずに終わらす人生なんて最低だ。
病気というものは、
必要ない。