テーマ:国を憂いて(8)
カテゴリ:社会
こんにちは、ユウツキです
今回は自民党総裁選における、各候補の安全保障政策についてマスコミが注目したものを中心にみていきたいと思います。 今回の総裁選の各候補の安保政策においてはまずは敵基地攻撃能力についてこれは 先日の北朝鮮のミサイル試写に伴うものですが ●岸田氏は、ミサイル防衛について、いわゆる「敵基地攻撃能力」の保有も含め能力の向上を検討する考えを示しました。 ●河野氏は「敵基地攻撃能力」は過去の議論だとして、ミサイルの迎撃能力や抑止力の向上を議論すべきだという考えを示しました。 ●高市氏は、精密誘導ミサイルを保有すべきだとしたうえで、敵基地を無力化するサイバー攻撃を可能にする法整備を検討する考えを示しました。 という形で、2氏は安倍前総理の提唱した積極的平和主義に基づくミサイル防衛 河野氏は、専守防衛に基づくミサイル防衛の拡充という形になっています。 防衛費について
この写真は主要各国の防衛費の額を表したものです、これを参考にコメントしていきたいと思います。 ●岸田候補は、中期的な防衛装備の詳細を定める2019~23の「中期防衛力整備計画」を見直す考えを示し、「結果的に防衛費は増額になる」と述べた。「わが国をめぐる安全保障環境を考えた時に島しょ防衛、ミサイル防衛、宇宙サイバーさまざまな課題において、状況はますます深刻化している。国民の命、暮らし、自由独立を守るためにしっかりした態勢を作らねばならない。あるべき防衛態勢を考えなければならない」と強調。国内総生産(GDP)1%枠を目安とするかについて「最初からGDP何パーセントとか数字で区切って考えるものではない」 と発言されており、外相経験や保守層の票を踏まえるとイギリスと同等クラスまでの引き上げを行う流れを生み出す可能性がありその点については安全保障上において豊富な選択肢を期待できるので人事次第では大いにバランス的な期待が持てます。 ●高市候補 高市候補は、GDP1%から2%と単純明快な倍増を想定しており、 2022年度予算の概算要求で5兆4797億円を考えると10兆規模になるので、単純に一気に世界第3位の国防費になりますが私は第3位は正直外交的ないろんなレッテル貼り合戦が拡大する危険を考えれば同じ島国である、イギリス以上その次のロシア未満にするのが適切と考えています、それは単純に同じ島国のイギリスがこうなのだからこれくらい国防費が必要だという大義名分の元に+イギリスより安全保障環境が不安定という形で防衛費を増額する方が、後の内閣に減らさせない流れを作ることができるのでいいと考えているからです。 ●河野候補 防衛費の増額について「総額としてやはり増やさざるを得ない」との認識を示した。増額の規模感については「ただ単にお金ありきでは決してない」と語っておられますが 具体的な目標値を示しておられないのは、こちらも外相経験者である影響かと思いますが、私は3人の中では1番シビアだと思っています。ですがおそらくイギリスのすぐしたくらいまでは、大義名分もあり増やすのではないかなと考えていますが、お父上などの妨害がありそうでそのあたりで1番大変そうな印象です。 以上ミサイル防衛の考え方と防衛予算についての対応を今回は取り上げてみました。 次回は、安保に関する各候補の政策の後編をお届けします。 今回の商品は、自民党総裁選に絡め菅首相が官房長官時代に行った元号発表の写真がプリントされたバックを載せてみましたw お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.09.20 12:15:02
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