2009/03/09(月)22:17
くさいくさいチーズぼうや&たくさんのおとぼけ話 (ジョン・シェスカ文 レイン・スミス絵)
絵本、なんだけど年齢層は結構上、と考えた方がいいかも。一種のパロディなので、もとのおとぎ話を知らないことには何のことかわからない、ということもあるが知らないままでもそれなりに楽しめそう。
表題作の「くさいくさいチーズぼうや」は、元ネタは「しょうがパンぼうや」で、しょうがぱん(ジンジャーブレッド、だったらパンというよりはビスケットに近いと思うけど)が、オーブンから逃げ出して、追いかけるおじいさんおばあさん、こどもや牛やらぶたやら犬やら…から逃げ仰せ、最後はずるがしこい狐に食べられちゃう、と言う話なんだけど、くさいくさいチーズ坊やとなると…あまりくさいので、誰にも追いかけられず、狐も食べないという(笑)
そのほか、カエルの王子様では、魔法にかけられた王子様なんです、と言ってお姫様のキスをもらったカエルが「冗談だよ」と言って逃げてしまうとか、シンデレラは舞踏会にいけなかったりとか、大人が笑えるお話が詰まってます。ちょっと大きい子に読み聞かせするのに、面白い本かも。
「突撃!昨日のばんごはん」
・肉じゃが
・納豆
・大根の味噌汁