2009/03/02(月)23:00
アブダクション 遭遇 (ロビン・クック)
医学ミステリで名高いクックなのだけれど、この本はそっち系統の話ではない。
海底を発掘していた潜水チームが、あるとき船が制御不能になり…と、パニック物かという始まり方。しかし、実際には「インナーワールド物」というか、地下世界物なのでした。今、朝日新聞で連載中の小説も地下世界物だよね。(ここのところあまり読んでないんだけど)
こう、地下世界とか月世界とかはたまたミラーワールドとか(これは違う(^^ゞ)、そういうのが出てくると必ず、そっちの方が科学が進んでいて、っていうのがお約束みたいな感じがするのだけれど、今回も例に漏れずインターテラの世界の方が進んでいる、というわけ。なんかありがちなストーリー展開で、ロビン・クックだから、と思って借りたのでちょっとがっかりした。もちろん、きちんと読ませるところは読ませるのだし、つまらないわけでもないんだけど。ロビン・クックはやはり医学ミステリの方がいいなぁ。
「突撃!昨日のばんごはん」
・焼き鳥
・豆腐となめこの味噌汁
・炊き込みごはん