2009/06/27(土)17:17
宗教が往く (松尾スズキ)
読書メーターでお気に入りに入れている方が何人も読んでらっっしゃったので読んだ本。
作者の松尾スズキ氏は「大人計画」主宰で役者で脚本家で演出家で…というような方らしい。らしい、というのは私はそっち方面がうとくて、TVなどで見ていてもさっぱり覚えていないからで…
舞台の方は見たことが無いのでさっぱりわからないし、小説単独として読んで理解できているのかどうか不明だが私には面白かった。
生まれてとたん母親が死んでしまったり、なんだかぼうっとしているうちに家を出なければならなかったりと流されているだけに見える主人公、個性的というには個性がありすぎる登場人物(どこか実在の人物を思わせる)
ストーリーはエログロなのになぜかあっさりサクサクと進み、唖然とする読者を翻弄する。
読み返すのは疲れるけど、読めてよかった
宗教が往く
読書メーターがなかったら借りてなかっただろうな…