腸と森の「土」を育てる→定例会
腸と森の「土」を育てる→定例会●桐村里紗さんの『腸と森の「土」を育てる-微生物が健康にする人と環境』を読みました。※一部内容に触れますのでご注意ください腸は土壌と同様に土のような働きをし、血管で全身に栄養を運ぶ。土である腸がよくなければ栄養素も吸収できない。吸収しづらい栄養素を腸内細菌が発酵やサポートをし吸収しやすい形にする。腸内に暮らす共生菌は私たちの祖先が土壌から取り込んだ細菌なので土作りが得意です。う●ちが汚いと考えているのは人間だけです。マメ科の植物は大気から窒素を土に固定できる。豊かな土もう●ちもふかふか第一の脳は腸ではないか。脳を持たない動物、腸から作られる。海水1リットルには平均30億個のウイルスが存在し知久の海水全体には4×10の30乗ものウイルスがいると試算。消化管の内腔は体外とみなされます。腸内細菌叢はアウトソーシング機関。たった1種類の病原性ウイルスの影響で美声=敵と殺菌消毒するが、手や環境を守る常在微生物までも同時に殺していることをわすれないでください。常在細菌より多い常在ウイルス。常在ウイルスは人の細胞や人と共生する常在細菌に感染して機能を変化させる。環境への適応、進化を助けている側面もある。腹を使ったため表現、腹が立つ、腹を据える。英語だとno guts,no gloryなど過敏性腸症候群の方の85%が小腸で菌が異常繁殖、通常大腸にいる菌。殺菌消毒は極力肌には使用せずどうしても手洗いできない状況でやむを得ず使用するもの。土に1種類の植物が整列する田畑は自然ですか?サプリメントは一つの栄養素は食べ物よりも多いが食べ物は全体で栄養素となる。例えばりんごの抗酸化力とビタミンC、100グラムのりんごにはビタミンCが5.7ミリグラムしか含まれていないが、ビタミンC1500ミリグラムに相当する抗酸化力があった。農薬使用量はアメリカの4倍、ロシアの約60倍。除草剤グリホサートではサルモネラ菌などは生き残る一方、ビフィズス菌や乳酸菌はダメージ受ける。日本は残留基準を引き上げた。協生農法導入で砂漠を回復。乳製品、小麦はモルヒネと同様の化学構造がある。グルテンとカゼイン注意。精製度と純度の高いお酒は注意。約90%の日本人の腸内細菌は海苔やワカメを分解できる。海苔は焼くと誰にでも消化できる。日本のメタンガス発生の1位は稲作、環境に配慮した稲作が求められる。管理放牧や林間放牧でメタンガスを減らせる。農耕民族日本人も野生肉を食べてきた。EPA、DHAの豊富な魚も餌が良くない脂を与えられると炎症系に変化してしまう。「土から離れては生きられないのよ」「土に根をおろし、風とともに生きよう。種とともに冬を越え、鳥とともに春を歌おう」ラピュタより。--面白かった。オススメです。ブログ記事(写真はこちら)●近所の居酒屋さんの定例会ピザパーティービザ4枚食べてしまってるのに〆で素麺が、でてきて美味しかったけどとても苦しかった。中秋の名月ブログ記事(写真はこちら)