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今日は、他の野球あそびを紹介する。
最初は、「ワンパン[wanpan](ワンバン[wanban])」と呼んでいたあそびだ。これは、バット・グローブなどの道具を一切使わない事では、次の「手打ち野球」と同じだが、ピッチャーがいないのとボールの打ち方が特徴だ。 その打ち方は、手で一度地面に落とし跳ね上がってきたボールをジャンケンのグーの形の手で、これまたもう一度地面に打ち付けて(ワンバウンドさせて)打つというやり方で、三角ベース形式で遊ばれる事が多かった。また、時によっては内野にファウルラインを引く場合もあった。 次は、これまたゴムまり以外は一切道具を使わないあそびが「手打ち野球」だ。ピッチャーは普通はソフトボールのやり方と同様に下から投げる。これを、手をバット代わりにして打つのだ。この時、手の形はグーでもパーでも良い。もちろん三角ベース方式もあった。 このように野球あそびは、場所・人数や年齢などの条件によって三角ベースにするか否か、手打ちか竹バットか、ワンバンかノーバンか、様々にルールや方法を変えながら野球を楽しめた。これは、決してスポーツとしての少年野球(リトルリーグ)ではなし得ない野球の楽しみ方だ。これはあそびの特徴の一つ、変幻自在性(柔軟性)を示している。 「こどものあそび(遊び方)」は、下記のページでいろいろ紹介しております! http://homepage3.nifty.com/yuuyuu-sya/select/select-main.htm お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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