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あそびはこどもの仕事やで!:遊び学ブログ

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2004.07.26
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カテゴリ:カテゴリ未分類
 こどものあそびには、罰的要素意外に痛い思いをするあそびもある。その典型的なものとして馬跳びあそびのひとつ「どうま」がある。以前にも簡単に書いたが、少し詳しく書いていく。

 このあそびは、痛みもさることながらある程度の運動能力が必要で、あそびの性格上小学校3年以上で同学年でやるのが望ましい。また、ある事情で女の子には向いていない。それらの事は、これからの具体例でわかっていただけると思う。

 ひと組数人の目安(最低2人ずつ)で「グッとパ(グッパ)」などで二組に分かれ、負けた方の一人が壁や柱などに背をもたらせながら少し股を開いて立つ。確かこの役を「えんとつ」と言った様に記憶しているが、間違いかも知れない。

 つぎの一人は馬になりながら立っている子の股の間に頭を突っ込む、そのつぎの子はその股に頭を突っ込み馬になる。これを人数分だけ長々とつながるのだ。おそらく女の子には無理で不向きなあそびだ。

 馬になる子はまだしも、立っている子は男の大事な部分にまともに頭が当たる場合が多い。あそびの進行中はさらにその衝撃が強く、かなり気をつけてやらないと、男性しか味わえない最高級の痛みを受けることにもなりかねない。

 こうした連なった馬に、相手の組が親から順に飛び乗っていくのだが、この「どうま」のルールとして馬がつぶれたりつなぎ目が切れると負けとなる。だから、遠くから走ってきて思い切り飛び上がってから「ドスン」と馬に乗る場合が多くなる。

 同学年といえども、体重の重い子もいる。昔の子は体重が重くても比較的に敏捷だったので、そんな子が力一杯「ドスン」と上に乗られた時の痛さは尋常ではなかった。よく背中が耐えられたものだと今でも思う。

 ともあれ、そうして全員が馬の上に乗っても、馬が崩れなかったら、つぎに、親がジャンケンのひとつを出して「なんちゃん?」と質問をする。もちろん、こうしている間も上に乗っている子は、身体を勢いよく揺らして何とか馬の崩そうとする。

 それでもなんとかこらえて、馬の先頭の子(立っている子ではない。)がそれが何かを言い当てるまで、上の組は「なんちゃん?」と質問を何回も繰り返す。

 こうして、馬側がジャンケンの種類を言い当てれば、攻守交代となる。もし、途中で馬が崩れたら馬側の負けとなり、攻撃側は再度挑戦できる。だからこそ、攻撃側は必死になって馬を崩そうとするのだ。

 ざっとこんな様子だが、馬を崩すには馬と馬のつなぎ目、丁度首のところが弱点で、みんなはそこを集中的に攻撃する。よほど、首のあたりが強くないと、そこへ上から「ドスン」と身体が落ちてくるので、その意味では危ないあそびだ。

 だから、あまり年齢が離れると危険であるし、それまでにあそびこんで身体的能力がそれなりについていないとダメで、昔でも少なくとも小学3年生以上になってやり始めたものだ。

 なお、勝負の進行中に「ブッ!」と大きな音がした時は、ただ一人その音の源の子を除いて、敵味方総勢が笑いの渦に巻き込まれていく。当然、馬は力が抜けて総崩れと、そんなハプニングもある、別の意味でも痛~い?!あそびでもあった。


「こどものあそび(遊び方)」は、次のページでいろいろ紹介しています。

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W32.Netsky    本日19通 通算589通(今月)
W32.Klez     本日0通 通算45通(今月)
W32.HLLW.Lovgate 本日0通 通算0通(今月)
(送られてきたウィルスメールは今月合計634通)
ちなみに、アンチウィルスソフトは、
このシリーズを使っています。

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最終更新日  2004.07.27 10:29:17
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