あそびはこどもの仕事やで!:遊び学ブログ

2007/07/10(火)19:20

『竹返しゲーム』:ニュースに見るあそび

あそび一般(3990)

 昔のあそびをこどもたちに教え伝える取り組みの一つがネットニュースに配信されていた。【五反野小学校では、学校が休日の第1・3土曜日午前中に地域の人たちが講師になり「のびのびスクール」が実施されている。7日は、足立“学び”応援隊の林太一さん(74、足立三)が講師となり、戦前から昭和初期に流行った竹返しゲームを子どもたちに教えた。】(【】内は記事から一部引用、Google ニュース/足立よみうり新聞:2007年7月9日)  記事には「竹返しゲーム」とあるが、もちろん昔は単なる「竹返し」と呼んでいたが、今のこどもたちには「ゲーム」が付くと興味をもってくれるのかも知れない。記事によると、「竹返し」が流行った時期が「戦前から昭和初期」とあるが、戦後生まれの私のこどもの頃(1950年代)にも、私を含めて多くのこどもたちがあそんでいた。  大流行とはいかないまでも、駄菓子屋さんには「竹返し」用の竹が売られていたぐらいだから、商売が成り立つ程度には、こどもたちの間に広まっていたのだろう。そして、当時のあそび方の一つに、実際に「竹」を賭けあって勝負もしたように記憶している。もちろん負ければ自分の「竹」はとられてしまう。  ただ、「竹」はメンコやビー玉やオハジキのように安価ではなかったので、そうした本気の勝負をする機会は少なかった。それでも、けっこう難しい技が出来るぐらいには、「竹返し」を楽しんだものだ。なお、当時は「竹返し」は主に女の子があそんでいたが、男の子の中には私のように腕の立つ子も多くいた。 「こどものあそび(遊び方)」は、次のページでいろいろ紹介しています。 あそびセレクト

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