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あそびはこどもの仕事やで!:遊び学ブログ

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2009.11.23
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カテゴリ:あそび一般

 そう言われれば、思い当たるネットニュース記事が配信されていた。【ところで、最近はめっきり鉄棒を見かけなくなりました。前に住んでいたマンションの前に児童公園があって、うちの娘はブランコや鉄棒で遊んでいました。「サル年だから、鉄棒が上手だね」といったら、「わたしはリス年生まれだもん」と反論されました。その「あかしあ公園」も新しくなって、鉄棒が姿を消していました。(中略)ネットで「鉄棒サイコー運動」というのを見つけました。そこのHPによると、1977年以降、小学校学習指導要綱から「鉄棒」という文字がぐんと少なくなり、以来、じわじわと鉄棒運動が授業から外されていった、とありました。 子供たちが鉄棒をやらなくなったので、公園からも姿を消しつつあるということでしょうか。】(【】内は記事から一部引用、Google ニュース/北海道新聞:2009年11月15日)

 私の家の近所の公園(沢ノ町公園)は、移転改築されたばかりの新しい公園だが、鉄棒は2組も設置されているが、確かに区内の公園をざっと見たところ、純粋の鉄棒遊具が公園から姿を消しつつある印象は否めない。記事によると、「小学校学習指導要綱から「鉄棒」という文字がぐんと少なくなり、以来、じわじわと鉄棒運動が授業から外されていった」とあるが、現在の指導要領を見ると、第3学年以上の「器械運動」の項目には「鉄棒運動」が明記されている。

 だから、実際に「鉄棒運動が授業から外されて」いるかどうかは断定できない。一方で、テレビ番組などでは、「逆上がり」特訓などのシーンもよく見られるので、今のこどもたちが鉄棒を苦手にしている事は確かだ。そこで、「公園から鉄棒が消えていく」事を題材にして、鉄棒についてあそびに焦点をあてながら、思いつくままの私見を綴っていくこととする。

 こどもたちが鉄棒であそぶのは、小学校の指導要領にもあるように、概ね小学校の中学年(3・4年生)以上の歳ごろ以降が、最も盛んだ。それは、鉄棒運動にふさわしい、身体・体力・技術などが整うのが、この歳ごろでもあるからだ。

 私のこどもの頃(1950年代)の記憶を探ってみても、鉄棒にさわり始めたのは就学前だったが、本格的に鉄棒あそびをしたのは、この歳ごろだった。そして、学校の授業での鉄棒の記憶はほとんど無いのに、鉄棒であそんだ記憶は、今尚、鮮明によみがえる。それだけ、たくさん鉄棒であそんだからだと言える。

 この事から、今の公園から鉄棒が姿を消し始めているひとつの理由が想起される。それは、単純な理由、今のこどもたちが、鉄棒であそぶ事が少なくなったからに他ならない。小学校の授業では鉄棒をやるが、あそびでは鉄棒はほとんどやらなくなったのだ。鉄棒は、あそびではなく授業(スポーツ)になってしまったのだ。
(続く)

「こどものあそび(遊び方)」は、次のページでいろいろ紹介しています。

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最終更新日  2009.11.23 17:15:28
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