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あそびはこどもの仕事やで!:遊び学ブログ

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2012.03.13
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カテゴリ:あそび一般

 【「僕らがここで学んでいたころ、学校は生活の中心だったね」。同級生の林隆雄さん(68)と志賀功さん(68)。帰宅してもすぐに学校に戻り、毎日暗くなるまで遊んだ。まだビー玉などのおもちゃもなく、各自が工夫して遊びを考えた。オニヤンマの群れに糸をつけた釘を投げつけて落としたり、学校隣の神社で木登りをしたり。資料室前にあった井戸の水のおいしさは忘れられないという。「一斉下校して塾に行く今とはだいぶ違う。学校の役割が今よりずっと重かったね」。20年前には教頭としても同校に赴任した林さんは懐かしむ。】(【】内は記事から一部引用、Google ニュース/毎日新聞:2012年3月2日)

 「学校は生活の中心」であるのは、程度の差はあれ、昔も今も同じだ。記事にもあるように、学校はそこであそぶかどうかに拘わらず、あそびの中心でもあった。多くのあそびは、学校を大事な一つの場として、流行もするし廃れもする。

 さらに、学校での仲間関係を通じて、日々のあそびが展開されると言っても過言ではない。あそび仲間の結び付きは、学校内に留まらず、それぞれの兄弟関係を通じて、異年齢のあそび集団成立の一つの条件ともなる。

 ところで、学校が生活やあそびの中心であるためには、学校は地域と密接な関係になければならない。言い換えれば、学校が地域の中にあると言う当たり前の環境が、こどもたちの生活とあそびを通して、こどもたちの絆を作り強化してきたのだ。

 最近、この「地域の中に学校がある」と言う当たり前の状況が、一部の自治体では崩れたり、崩れようとしている。大阪市でも、ワンマン市長の下、小中学校の選択制が画策されている。

 この度の大震災で、「津波てんでんこ」の精神で、多くの人命が助かったのも、地域と学校が密接な関係にあったことが、決定的な条件となっている。「てんでんこ」に自分だけで避難するだけでなく、他人である下級生や高齢者の命をも救ったのだ。

 もちろん、同じ地域で学びあそんで培った絆は、こどもたちの学力習得にとっても、素晴らしい条件となることも明らかで、小中学校の学校選択制は、この素晴らしい絆を断ち切る、行政の愚かな選択でもある。

「こどものあそび(遊び方)」は、次のページでいろいろ紹介しています。

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最終更新日  2012.03.13 21:11:08
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