サカつくヨーロッパ 縛りプレイを考える①
このゲーム、よく出来ているんだけどやはり現実のサッカーシーンを知っている人間からみると色々興ざめする所はある。<ゲームの欠点>・資金面のクラブ経営が簡単 コーエーの信長の野望シリーズと同じで、序盤・中盤こそ面白いが 後半は単純作業になってしまい面白くなくなるということ。 要するにスタジアムを大きくしてスポンサーやTV放映権収入などで 収入が安定してくると、資金が何百億円と潤沢になってくるので、 それこそお金に糸目をつけずに銀河系チームを作ることができる。 でもこれって飽きてきますよね。・戦術面の作り込みが浅い 色々な数値は関係しているんだけど、例えばフォーメーションとか 戦術は自己満足の世界で、実際はほとんど差がつかないということ。 極論は、FWをDFにDFをFWにといったポジションをめちゃくちゃに して戦っても特に結果に影響ないというのが証拠。 まあ選手の不満はたまってくるでしょうが。・「人間」を扱うことの面白さが不足 例えば、セリエAの下位のクラブで、選手がみんな20台前半であったり、 結果が出せない監督が長期在任したり、選手の大半が外国籍だったり っていうのはあまり現実的ではないですよね。 戦術面というのは、これはもうゲームのプログラムなんで致し方ないと思います。というわけで資金面を中心にした経営と人の取り扱いのところで縛りプレイを考えてみます。しばりルール<経営面>①スタジアム拡張不可(小規模スタジアム固定)②シーズン開始時に緊急出費額決定 サイコロを振って1~5であれば出た目×1億 6の場合はまたサイコロを2個振って出た目の合計×1億<監督スタッフ>③チームが3連敗→サイコロを振って1,2がでれば監督解任④チームが4連敗→監督解任⑤シーズン開始時にノルマと目標を決めておき、シーズン 閉幕時に評価 ・ノルマ未達成→サイコロ1~4がでれば解任 ・目標未達成→サイコロ1がでれば解任 ・目標達成→サイコロ1,2がでれば監督辞任 ※強豪クラブ(クラブランキング20位以内)は サイコロ1がでれば辞任⑥トレブル(リーグ、カップ、欧州カップ)を達成した 場合は監督辞任⑦監督とAC2名は同国籍<選手補強>⑧自国籍選手7名以上在籍⑨レンタルを除き30代3人以上、10代3人以下在籍⑩3シーズン目以降、ユース出身者をトップチームに1名以上 (レンタルは除く) ⑪トレブル達成時、移籍金の最高値選手2名を放出<選手マネジメント>⑫不満が2回でた選手は移籍リスト掲載、放出義務 ※夏の移籍シーズンが終われば義務終了⑬一人の選手に指定レンタルは2回まで<休養設定>⑭自動休養は「ほどほどで休む」に設定⑮回復系施設は禁止⑯怪我以外での個別休養は禁止⑰コーチの疲労回復系メニュー禁止リアルなクラブ運営を追求すると縛りルールはここまで多くなる(汗)例えば②は90年代のセリエAによくみられたオーナー破産によるクラブ経営危機をイメージしたもので、サイコロの目によっては12億の出費を強いられる。売却したくないけど高値で売れる選手を泣く泣く売却する必要もでてくるかもしれません。ちなみにこの出費はどこで調整するかといえば広告料設定で最大10億まで出費扱いにできます。あとはプロモーションで1億の寄付をしたり、選手の年棒を10億とかにすることで出費調整できます。監督も、低迷したときも当然、結果をだした監督はもっとよいクラブに引き抜かれたり、またトレブルを達成したらジダン監督みたいに休養の為に辞任するというのリアルですよね。あと休養系のしばりは、コンディションのコントロールが難しくなるんで、控えメンバーが非常に重要になってくるということ。いかにローテをうまくまわすかがポイントになってきます。さあ、これでやってみよう。