妻信号は今日も赤　～　アゲイン

週始めの朝の通勤から雨ですとどうも萎える気分でございまして、しかもそれが週の前半だと疲れもどっと溜まるわけですねー。

昼休みもぼーっとしてたから、週間ドールズハウスを買うのを忘れてしまったじゃないか。


こういううっとおしい陽気ですと脇の下の匂いとか足の匂いとかがやたら気になるもんで、こんなことが気になる帰りの車中。

どういうわけか座っているあたくしの左右前斜め、みな（8人）お若い女性になってしまいましたっ。これじゃあ「一人女性専用車」になっちゃうよなーと、しょうもないおやじめくばせ．．．．．。


聞くまい聞くまいと思いつつも、ねーさん方の会話はついつい耳に入ってしまいます。
あーどうしても顔をあげてどんな顔か眺めたい．．．．．。


前の美形ねーさんは隣の格下容姿の、こっちの方が性格のよさそうなねーさんからキャラメルのようなものを貰い、偽善的な声でいただきま～すと。
キャラメル舐めるのになんでいただきますなんだよと歯の浮くような会話に耳をそばだてるめくばせ。

然るにその後ついに会話無しでつり革の二人。
女同士の付き合いもなかなかたいへんそうだよなーと思いつつ、隣のねーさんたちの方に耳を傾けると、ナガイだのハルカだのって、ＯＬねーさんたち友達、会社ではなんと呼ばれるかという論議の最中。おやじにはついていけない話題の変化（へんげ）。



話題は変わって、実家には月幾ら入れるかという話題に終始。
あたしはあるときは３、ないときは２．．．．．。

そうすか、お嬢さん方はあとはがっちり貯めこむかなんかでどうせデート代は彼氏持ちなんでしょうと思わず会話に参入したかったおやじめくばせ。
そのうち立っている方のねーさんが、ちょっと聞いてよ～、あん畜生（って脈絡からおにいちゃんのよう）って一銭も入れないのよーと。


おーっといけないいけない。思わず大きく頷こうとするめくばせ。
ねーさん方と「心の井戸端会議」を展開する「完全なるおやじ」。
と思ったら話題はいつの間にかこの間営業の飲み会で最後の三次会を断って帰ったら、しつこいおやじがわざわざ家までなんで来なかったんだよーとＴＥＬしてきたとか。

それはねーお嬢さん、その彼はあんたのことが好きなんだよ。もっと気づいてあげなさいと「心の老婆心」。

なんかそんな心の会話をしていたらあっという間に着いた最寄り駅。

今のところ妻は青信号でございます。（←Ｙ介の中間テストが返って来るまでの期間だけでしょう．．．．．）



．．．．．そうか、明日からサマーカジュアルだっ。
昨年も一昨年もこの時期同じことを書いてしまうわけでございます。あっこれは話題の無い裏返しと言っても過言ではございませぬ。

毎年のようにカジュアルの前日は妻もため息混じり。

そう、ワイシャツとネクタイのワンパターンでお金のかからないのが一番の妻。
過去日記にも書いてますが、結婚して一番変わったのが服装と髪の毛のカット（美容院）。

妻の用意するものをそのまま着用するわけでして、最近自分の小遣いで買ったアパレルといえば「100円ショップで買った靴下とお通夜の黒ネクタイ」くらいでございます。

そんな塩梅でございますから、初日だけは要らぬ緊張感の「自意識過剰」めくばせでございます。「ったくー、妻が用意してくれなかったから慌ててこんなの着てきちゃってねー、あははー」と、んなもん聞いちゃいねーがな．．．．．。

もう6月、今年も半分来ちゃったんですねー。また一歳年老いるめくばせでございます。









本日の食卓はお勝手口から