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あー本日は蒸し暑く、汗だらの「腕力」通勤。いつもこんな感じだということで少し時間別の通勤状況を見ていくことにしやしょう。
午前4時50分 携帯のアラーム(世界にひとつだけの花)で起床。 ここんところ早く寝ているせいかその前に目が覚めてしまう。先日もイタリアVSフランスを途中からずっと見てしまった。 まず左足を気にしながら立つがうまく立てないっ。 思わず呪怨の伽椰子よろしく這って2階のトイレに行くめくばせなのでありました。 戸を開けて空の具合を見る。同時にTVの天気予報を見る。 うーんなんとか持ちそうだ。松葉杖日和かもしれん。 午前5時00分 2回目のアラーム 着替えながら今朝のニュースインデックスを見る。将軍様がどうか気になる。 .....都心にテポドンが落ちたら会社はこなごなになるだろうなとか。家からだと東京方面は真っ赤になっているんだろうかとか。帰宅途中だと松葉杖では無理だわとか。入間基地のパトリオットの音って聞こえるんだろうかとか。 どうもこれは「子供の発想」である。めくばせはどうしてこうも幼稚なのだろうか。 午前5時5分 1階の妻がごそごそ起き出してくる(音が聞こえる) まずはトイレのようだ。まあ妻も低血の割には子供たち二人分の弁当を作ることだけはよくやっている。 1階に降りていき洗顔と歯磨き。呑んでいない限り寝起きのトイレの大きいほうも問題ない。 新聞は折込チラシのために日経から読売に替えられてすっかり読まなくなった。これは無言の抗議だが.....きっと分かってくれないだろう。 午前5時15分 「じゃあ行ってこようかな」と遠慮気味に妻に語るめくばせ。 妻、朝とあいまっていつものように本日も機嫌悪い。 無言のままパジャマに何か巻いて駐車場に向かう妻。毎回毎回「どうもすみません」と林家三平のごとく乗り込むめくばせ。 ..... 「あなたもたいへんね。今日の帰りもお早いの?」「そうそう、きょうはあなたの好きな辛いカレーにしておくわ。いつも子供たち中心でごめんなさいねー。あっそういえば近所の赤ちゃん用品の店のちかく、あそこ。今度バーミヤンが出来るんだって。」 「あっ着いたわ。じゃあ気をつけてね 帰り○×駅着いたらメール頂戴ね」 ..... いかん。朝から夢精、ちがった夢想してしまった。 .....一般のご夫婦は普段朝に会話などするのだろうか.....。 機嫌が悪いので最寄り駅に到着する手前からすぐ降りれるように松葉杖を握り準備するめくばせ。車から降りて後部ドアを閉めた途端無言のまま去る妻。 近すぎて後輪に左足を踏みつけられそうになった。 守れる物は自分だけということをあらためて感じたわけだ。 その足で改札まで腕力で全速力。改札の前で立ち止まり、SUICAを用意して亀の散歩のスピードで通り抜ける。やはり後ろの人が気になる.....。 そして松葉杖で40歩のところに身障者用エレベータがある。骨折して初めて利用したこのエレベータはシンドラー社製のではない。扉が2つあり、入り口と出口が反対側だっ。 まっこんなことはどーでもよいことだが。 松葉杖でさらに60歩のところにホームの自販機がある。ここでJRの烏龍茶ボトルを買う。値段は150円なのでちと高い。実は腕を多用するので、ただでさえ蒸し暑い状況で汗だくとなってしまうためだ。あー体が水分を欲している。 さらに60歩いくと先頭車両となる。途中駅は前の方なのでということもあるが、やはり周囲に迷惑にならないようにちょっと離れて野道の雑草のようにひっそりと乗車する気持ちなわけだ。 午前5時30分 この前後の電車に乗車する。すぐにシルバーシートに足が向いてしまう。立っているとむくんだ足がだんだん重痛くなってくるのでつらい。 この時間帯だとほとんど人が少なくシルバーシートは楽チンだっ。 去年ホテルで結構くすねたタオルで汗を拭い、烏龍ペットをごくごく呑むめくばせ。 こんな瞬間を至福を思ってはいけないのだが、ほっと一息だ。 ちなみに新聞も読まず思いがけず足を踏まれないように松葉杖を立てて防御しつつ中吊りを拝見する。 ん? .....女はいらない 男40代のセックスレス? 激変!出世の法則 ヒラ社員で終わる人の働き方?地位と年収の全見取り図? 朝から萎える記事ばかりだことっ 途中駅下車 足手まといにならないように一番最後から階段を下りる。 一歩ずつ踏みしめるため相当な遅さだ。まあゆっくり行こう。 それにしても後ろから見てるとほんと日本人はせかせか歩く人種だっ。 午前6時前 いつもだとホームの固定位置を確保するが、本日はあてつけのようなおいちゃん。一足違いでとられてしまった。 おいっめくばせは体が不自由なんだぞーと心の中で叫べどもしったこっちゃないわよねー。 いずれにしても蒸し暑い。汗がだくだく吹き出す。烏龍ペットが美味い。 電車に乗り込み第二候補の端の席を確保。この時間帯はやたらニッカズボンの労務者とじーさんが多い。まさに男性専用車だ。つーか女性がちょい近づけないといったほうが適当か先頭車は。 斜め前のじーさんはおもむろにサンドイッチをほおばり、なんかわけのわからんことをぶつぶつ言っている。となりのニッカにーさんは聞こえる音で携帯音楽を。 傾向値としてはニッカにーさんは思い切り股を開く習性があるようだ。ニッカズボンを美しく見せたいためか? 午前6時40分 ここんところ使っている大きな駅に下車。ここはバリアフリーが完備されている。先頭車両のところにエレベータが設置してあるので近いわけだが、よく使っているのは健常な中年おやじ。しかも走ってたどりつく。 めくばせは1台乗り過ごして扉の中へ。 降りるとコンコースは結構な人。気にしながら改札へ。 抜けるとすぐのところに駅のコンビニだっ。 ここで朝食を買う。何のパンにするか嬉しい悩み。なんで食欲があるんだろう。 本日はチーズとホイップのサンドとスパゲティパン、それに「カルシウムの多いミルク」だっ。全部で340円だっ。往復のタクシー代と朝食で合わせて1日2000円で終わらせたいからだ。 すぐ近くのタクシー乗り場へ。タクシーの運ちゃんは一見怖そーなのもいるが松葉杖には総じて優しい。会社の入り口まで運んでくれるタクシーは骨折の友だっ。 ちなみに運ちゃんの中には骨折を経験したおいちゃんも散見され、足の骨折談義つーか、一方的に運ちゃんのうんちくがはじまるケースも多い。 本日のコースは1ヶ月入院の8ヶ月運転(稼ぎ)をぼうに振った複雑骨折おいちゃんの物語でございました。 午前6時55分 起床して2時間の都心への小旅行が終わり、暗い事務室のスイッチをON。溜まったメールを見ながら一人カルシウムの多いミルクをチューチューするめくばせ。左足以外はいたって元気なあたくし。 運ちゃんによればおかげで呑んだりしなかったのでかえって健康体になったとか。めくばせも呑みにもいかず夜も早いしほんとすくすく育っているってこんな年のおやじが言うことではないですねー。 午前7時20分 いつもは一番の隣の課の課長。愛想なくいわゆる変わり者。澱みの巣窟 の権化だ。 まっこの後インターネットで日経を見たりメールの返信したりで始業となるわけであーる。 中略 午前11時45分 一気に飛ぶ時間っ。こういう状況で何よりも楽しみは昼の玉子屋の弁当だ。今日のおかずはなんだろうと期待しつつ、あっ本日は派遣のKちゃんが女性特有の事情でお休みだ。M子が取りにいったのだが、あーんM子ったら。 味噌汁のパック持ってき忘れ。 あっいいよいいいよで机で弁当を食す。本日は焼き魚に鳥の甘酢かけだっ。 中略 午後5時20分 いつも気にすることだが、まわりを置いて帰ることに後ろめたさを感じつつ。ちなみに今の部長は口では休め・ご自愛くださいなどと言ってるくせに、いざ帰ろうとすると目つきがちょっとねー。 でもこういう事態だから許してくれるだろうと期待しつつしっかり帰宅するめくばせなのでした。 なんだか仕事以外の部分の記述のみなので会社に遊びに行ってるように受け取られないか心配である。 玄関の警備員さんも受付のおねーさんも優しく挨拶をしてくれるのが気持ちいい。なんせ いつも帰りはかなり遅かったからねー。 派遣の方々は一斉に帰りだす時刻。なのでエレベータも満員になることがあるが、みな気を遣ってくれる。 会社近くの交差点でほどなくつかまるタクシー。雨の日でも交通量多いからタクシーには困らない。帰りの運ちゃんも骨折談義に一人花が咲いていた。 午後6時半 乗り換えの方の電車に乗る。直前にメールを妻宛に入れる。ここんところほぼ同じ時間帯だ。 午後6時50分 最寄駅の道路で待っている車、「どうもすみません」と乗り込み無言のまま家へ。帰ると期末考査の子供たちとの会話もほとんどなく2階へ。 着替えながら7時のニュースインデックスを見てるとほどなく妻がお盆に夕飯を載せて2階へ。PCテレビの存在を妻は知らないので、あわてて消して机で一人夕食。 午後8時 暫くして風呂に入る。入り方は冒頭の呪怨の伽椰子と同じ。これが呻いたら知らない人が見ると恐怖の光景かもしれん。この後麦茶を飲んで、こういった日記を書いておしまい 午後10時半前までに床につく。こんなのが平日の毎日続くわけだ。いたって健康的なのかどうか分からんが、なんか孤独感を味わっているわけだ。 読み返してみたが、確かにどーってことない骨折生活が続いているよなー.....。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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