保護猫日誌 猫保育園休園中

2006/09/01(金)21:04

いってらっしゃい お帰りなさい

とらちょ(74)

とらちょはいつも私のそばに居たがるくせに、見送りも出迎えもしてくれなくて寂しく思っていた。 でも、今はしてくれるんです! とらちょにとって、玄関は不審人物(客人)がやってくる鬼門のような場所。 ボールを追いかけて遊んだりするけれど、ドアの向こうには関心を示さなかった。 それが一度ゴミ出しに行く時、人に会わない深夜をねらって抱っこで連れて行ったら、 玄関の向こう側にも興味がわいてきたようだ。 動くエレベーターのドア窓を面白そうに見つめたり、 ゴミ置き場やエントランスなど、自分の普段居る場所とは違う雰囲気が珍しげだった。 何よりも玄関ドアの向こうにあるポーチでも遊べると知ったので、もう出たくってしょうがない。 幸い扉が付いていて逃亡の心配はないので、たまに出してやっていたら、 それ以降出かけようとするとすっ飛んでくるし、帰ってきてドアを開けるともうそこにいる。 ドアが開いてポーチに出るのを待ち構えているのだ。 一度大きな荷物を抱えて帰って来た時、部屋にとらちょが見当たらなくてびっくり。 探し回っていたら玄関の外から鳴く声がした。 荷物で隠れた足元をするりと出て行ったらしい。 それにいつも出かける時は、出たい出さないの攻防だ。お迎えも見送りも、本当は外に出て行きたいから。 とらちょのいってらっしゃいにお帰りなさいは、美しい勘違い。 それでもなんだかうれしい。     フンフンフン… ここもボクの縄張りだぃ! 

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