てんちゃんは正式に里親さん家族の一員として迎えていただいた。
ボール遊びが大好きで、食いしん坊で姉さん猫の分まで食べてしまって今は躾中だとか。
ずうずうしいくらいに元気でやっているみたい…。^^;
里親さんはてんちゃんの目のことをいろいろお考えくださっているそうで、
治療などが必要なハンディがあるのを承知で迎えていただき、
温かく見守ってくださっていることを本当に感謝している。
こんなに早く、こんなにいいご家族に巡り会えるとは思ってもいなかった。
最初てんちゃんには里親さんは見つからないかも知れないと考えてもいたが、
その時はうちで…といってくださる方までいて、
てんちゃんの運というか、幸せを掴む生命力のようなものを感じる。
亡くなった兄弟の分まで幸せになるんだよ。
新しい家族やお姉ちゃんを得た幸せ。
この冬を暖かく過せる幸せ。
ご飯の心配がいらない幸せ。
健康や体のことを気遣ってくれる人のいる幸せ。
たくさんの幸せを手に入れたてんちゃんだけれど、
何よりも自分の存在が誰かの幸せであることが、
てんちゃんの一番の幸せなのだと思う。
抱っこされたり、撫でてもらったり、遊んでもらったり、
幸せにしてもらって幸せにしてあげて。
短い間だったけれど、私もそうだったよ。
てんちゃんが幸せでいることが今の私の幸せ。
ほんの少し前まで、病みながら寒い中で暮していたあの子が、
暖かいおうちで優しい家族に囲まれてこの冬を迎えられたことを
奇跡のようにうれしくありがたく思っている。



今ではこんなに可愛いおぼっちゃまです♪