2006/02/27(月)00:50
「つきのふね」 森絵都著
これ、nobu316さんにつられて買っちゃいましたよ…!!
本屋で発見して、買わなきゃーって☆
親友・梨利を裏切った中学生・さくらは進路・友人関係などで悩む日々。
ちょっと変わった友人(?)勝田くん、そして唯一の拠り所、10歳年上の智さん。
でも彼は心のバランスを崩していき…
あぁ中学生って一番難しい、というか不安定な時期だったかもなぁと振り返ってみた。
植物になりたい、とか人間以外のものになりたいって私もよく思ってた気がする。
なんだか人づきあいに疲れちゃって…そんな時期は誰にでもあるんだろうな。
「人より壊れやすい心に生まれついた人間は、
それでも生きていくだけの強さも同時に生まれもっている。」
この言葉にはっとしました。
きっと何か大変なことにぶち当たっても、それを乗り越えるだけの力はみんなもってるんだって
言ってくれてるような気がして…
あと一番最後!!もうだめです。泣いてしまいました。
なんかいろんなことを想像するとほんとにもう…
これ、シンプルで読みやすいけど深いです。
最近考えさせられてばっかりです。