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2008年07月22日
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すこしは涼しいかな?と思いたって、高野山へ行った

日帰りは個人では乗換えが大変なので、バスツアーに
結構遠い 和歌山の山野を過ぎてカーブをグルグル山頂を目指す

2008.7.19 高野山 005-1.JPG


総称高野山はとっても広くて私達は奥の院のみ・・・霊場だからカメラは控える・・・

有名企業の縁故供養塔や歴史に名を残す人々(信長をはじめ戦国武将や徳川家・・・)の
墓石や供養塔・・・又外国の方々の石碑

林立する間の参道を行くと弘法大師の御廟だ
知らないと燈籠堂で手を合わせ回れ右をしてしまうとガイドのおじさん

実はそこから裏へ廻ったところに御廟がある。さらに地下へ降りて参拝する
スケールは違うがローマのサンピエトロ寺院のよう

地下では僧侶がお盆を高く捧げてきた
弘法大師は今も生きておられるとの事で三度の食事等のお世話があると
この時はおやつタイムだった

薄暗いところから地上に出て、初めて標高900メートルの風の爽やかさを感じた


    ☆☆☆

  本当は平家物語の『高野の巻』に惹かれていた
  西国へ逃れた平家一族の中で清盛の孫にあたる維盛中将のお話

  私は歴史物語は好きだったが平家一族の事には関心がなかった
  西国人なのに

  源氏の、特に木曽の下りなどが好きだった

  が、古典は女々しく思えた平家人の生き様を、深く私に染み入らせた

  維盛は都に残した愛する人々に心惹かれ、一族から疎外されていく
  ついには一人都を目指すが妻子にあう事なく高野山で出家をし、海へ入水・・・


う~ん、日帰りではとても『ものの哀れ』を感じているヒマはなかった
宿坊に泊まって自分の足で歩かなくて感じられないのね、きっと

                            出直しだ・・・


   ☆☆☆

  山上は今があじさいの見ごろだった
  ブルーの花びらが梅雨明けの空の青さと競う、負けじとばかりに





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最終更新日  2009年05月30日 23時14分47秒
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