ニュージーランド:2(まだまだNZに着かないぞ!の巻)
「なるべく安く行こう!」という友達の意見に従い、韓空経由でNZに行くことになりました。しかし時は8月、ちょうど台風のとき。飛行機が飛ばないかも・・・と暗雲立ち込める。だが願いが通じたのか、なんとか飛び立つことに!やりました!でも台風くん、やつは日本を離れ韓国に近づいていたのです・・・なんてこった!やむなく韓国の済州島に一時着陸。何時間も機内待機です。暇です。お尻も痛くなってきました。NZに行けるのか?と不安になっていた時、なんとかソウルに向かえることに!よかった~と安心したのもつかの間、スチュワーデスさんが何か言っている!しかし何言ってるかわからない!英語の勉強しとくんだったよ~!身振り手振りでわかったこと、それは日本人が他にもいるから、一緒に行動しろ、と。それぞれ一人旅の男の子と女の子、そして私たち3人、計5人、同じ日本人というだけでなんと心強かったことか!しかも男の子、英語が堪能で助かりました。頼れる年下です。(情けない年上ともいう・・・)その男の子のおかげで「NZ行きの飛行機はもう出てしまった」という最悪なことも知ることができました。「変わりに明日の夜、NZに向かう」ということも。今日はどうしたらいいんだー!?と慌てふためく私たちを引きつれ、男の子は空港に着くと「ホテルを用意しろ!」と交渉してくれました。出会えていなかったらどうなっていたことでしょう。感謝!感謝!感謝!です。湿ったなんともいえないホテルでしたが、文句は言えません。街中の様子をバスから眺めると、川は大洪水です。そりゃ、飛行機は飛べません。この状況をみて納得です。突然、韓国観光もできることになりました。わーい!しかしここで困ったことが・・・今はもう夜中の0時過ぎ。ここは韓国。友達には明日NZに着くと連絡していたのに、行けないことになってしまった!どうやって連絡をとろう・・・友達はNZ,時差があって確実に寝ている。初めての国際電話。英語は話せない!っていうかまずどうやってダイヤルするんだ!?しかしかけねば!♪プッ、プルルルルル~♪ ガチャ。私「(早口・カタコト)ハ、ハロウ。ジャパニーズ フレンド。○○(友達の名前)プリーズ」相手「ペラペラペラ~(何言ってるかわからん!)ペラペ~ラ」私 「○○プ、プリーズ!(泣)」連呼・連呼。相手「OK」必死さが通じたのかなんとかOKの言葉を引き出せましたよ!やりました!やればできるんです!がんばりました!しっ、しかし・・・こんなに死に物狂いで電話をかけたのに友達は半分寝てる~私「あのね!台風のせいで韓国に1泊することになったの!」友「う、うん・・・(力のない返事)」私「で、明日の夕方NZに向かうから!」友「うん・・・むにゃむにゃ・・・(さらに小さくなっていく返事)」私「あさって着くと思うんだけど、予定到着時刻もわからないんだ!」友「・・・・・(ついに返事なし)」私「ねー!起きてー!わかったー!?」友「・・・わかったよう・・・じゃあ・・・ね・・・」ツーツーツー心配です。心配です。寝起きのやつの記憶は当てにはなりません。友達はクライストチャーチにいて、オークランドで落ち合うことになっていたのです。このままでは友達に余分な1泊をさせてしまうかもしれません。ここは迷惑覚悟で友達の家族に電話をかけ、家族からもこのことを言ってもらうことにしました。だってもう私たちには電話をかけるチャンスがない!(移動で電話がないところにいる可能性あり)普段仲良くさせてもらっているおかげか、今度はスムーズに頼むことができました。なんとかアクシデント1・2クリアです!まだまだ事件は続くのですが・・・おまけ:韓国人は大韓航空機が無事着陸するたびに、割れんばかりの拍手喝采! えええー!?きちんと着陸してくれないと不安だよう・・・ でも、まあ、確かに「がんばったね!よくやった!」という着陸だった・・・ それゆえ、以後大韓航空機には乗っていません・・・ 絶叫系が好きな人は是非!おすすめ♪(私は辞退)