わいわいドール　きままに～～☆

面会室で待っていると、父が歩いてやってきた！

びっくり仰天！！である！

「え～～！！お父さん、歩けるの？？？」

今日は「疲れた～～～　あ～～疲れた～～

もう、ぽっくりいくかもしれん」と言うから

みんなで大笑い

それでも、次の瞬間には

帰るためにはどうすればいいのか？と、そればかり。

お金を持てないので　少しイライラ

歩いて帰ると言ったりする

夕方、もう一回３人で行くと

｢お母さんは？」と聞かれ

昼寝をしていると答えるとすんなり受け入れる

しばらくしゃべった後に

「そろそろ帰る」と言いながら後も振り返らず

スタスタあっという間にフロアの向こうに消えて行き

「育ったオラウータンが森に帰っていくような心境やなぁ～」

とつぶやいた妹の言葉に大爆笑

ちと寂しいが、後追いされるよりずっと嬉しかった

さあて、帰りにｽｰﾊﾟｰの駐車場で妹がどえらいものを見てしまった

８３歳のおじいさんが、これまた８０歳のおばあさんを降ろして

確認もせずバックして押し倒したのだ

「痛い！！！足踏まれた～～！」と叫ぶおばあさんに

切り替えして、もう一度バックしようとするおじいさん！！！

もう一回ひき直そうというのか？！！

妹も真っ青！　おじいさんに「止まれ～！！！」

きょとんとしているおじいさんに

「ばか～～！！！」とおばあさんが叫ぶ

「足が悪くて退院してきたばっかりなのに！ばか～！」

妹が救急車を呼んであげ　病院へ運んでもらった

これからまた大変だろうが、

あれだけ怒る元気があったら大丈夫でしょう

夜、家族会議で　

今回免許の更新をしなかった父の軽トラと乗用車を

思い切って処分する事を決定した

母は「そのうち自分は乗れるようになる」と未練たらたらだったが

妹があんなものを見たというのは

「何か意味があるんだろう？やめろということなのじゃ？」

人事ではない。母にもいえる事なのだと

説得して納得させた

やれやれ、ほっとした 

今日は夫の誕生日だった

おめでとうのメールをみて初めて思い出したと言うから

笑ってしまった

娘が　おめでとうメールと　旅行券をプレゼントしてくれた

息子はそれにちょっとだけ便乗させて～～だって！