〇ゴイムの破産
我々はやがて大きな独占を始めるであろう。その独占はその中にゴイムの莫大な財産が入り込む貯水池のようなもので、政治的恐慌の起こる翌日には、その財産も政府の債権も一度に枯渇させ得るのである。
ことに御列席の経済人諸君はこの計画の趣旨を慎重に考えられたい。我々はあらゆる方法を用いて、我々の超政府の人気を煽る。意識的に、我々ユダヤに従おうとするすべての人々にとって、この超政府こそ保護者であり儲けさせてくれるものだと思わせなければならぬ。
政治力としてのゴイム責族はもはや存在しないから、この点で彼らを相手にする必要はない。だが、地主としての彼らは我々にとって警戒を要する存在である。
それは彼らがその資産で独立していけるからである。ゆえにどうしても貴族たちの手からその土地を取り上げなければならぬ。
この目的を果たすために最も良い方法は土地税を高くし、土地を抵当にさせることである。そうすると土地からの収入を最小限にさせておける。しかるに責族らは伝統的な趣味を持っていて、少しばかりの収入では満足できないから、そのうち破産してしまう。
〇ユダヤ人の富裕
これと同時に我々は出来るだけ商業工業を保護し、特に投機事業を奨励せねばならぬ。投機の主な目的は工業の均衡を取るのである。投機を伴わない工業は個人的資本を増大させて、農業銀行が地主にせっかく貸し付けた債務をこの方から償却する手段になるから、工業に出資した地主たちの経済力が持ち直すことになって困る。工業は土地から生まれる富を洗いざらい没収し、投機がその富を我々の手に落としてくれることが肝要である。この方法でゴイムは全部無産階級の列に落とされ、何とか生きていくために我々の前に腰を曲げてくるのである。
ゴイムの工業を没落させかつ投機を盛んにするために、我々が既に広めてきた思い切った奢修を奨励するのである。我々は給料を増やしてやるが労働者はそれで楽は出来ないのだ。それは同時に農産物の収穫が良くなかったという口実で生活必需品の価格を吊り上げるからである。
〇労働者階級を厖す方法
我々はまた、労働者の間に無政府主義の種子を蒔いたり、アルコールの趣味を唆したりして生産の能力を悪くする。これと同時にこの地球上からゴイムの頭の良い者を追い払うことに全力をつくすのである。
実際の有り様が過早にゴイムに看破されないために、表面上は労働者の経済状態を改善し、経済上の大問題を解決する希望のためと称して真相を隠すのである。
我々のユダヤ経済学説がすべての点からその宣伝を容易にするのである。
[定本]『シオンの議定書』四王天延孝原訳 天童竺丸補訳・解説 成甲書房
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最終更新日
2021.01.19 00:00:16
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