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弁護士YA日記

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2019年6月より1年間、日本弁護士連合会客員研究員としてイリノイ大学アーバナシャンペーン校に留学後、弁護士業務を再開しました。
弁護士葦名ゆき(あしな・ゆき)
2017.07.16
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カテゴリ:読書日記

最近、平野次郎・鈴木健士「英語で聴く世界を変えた感動の名スピーチ」(2014年、株式会社KADOKAWA)に、はまっている。

アウンサン・スーチー、ネルソン・マンデラ、バラク・オバマ、マザー・テレサ等の17人の著名人の演説のスクリプトと日本語反訳が本文に掲載されていて、それぞれのスピーチのCDもついている(ゴルバチョフやガンジーのように、元々のスピーチが英語以外の言語でなされている場合は、英語に翻訳されている)という、1冊で色々な楽しみ方ができる本なのだ。

元々世界史が胸が熱くなるくらい大好きだったし、英語の勉強にもなるし、通勤時間や隙間時間が無駄にならないし、位の軽い気持ちで購入したのだけど、「時間が無駄にならない」どころか、始終聴いていたいくらい、日々、心が揺さぶられている。

遠い世界だった方々がまるで耳元で話して下さっているような臨場感を感じながら、話者の境遇や心情に想いを馳せる体験をしつつ、世界中を旅しているような気持ちになれるのは、もうひたすらに、話者それぞれの体験の持つ力、言葉の力、そして誰にも真似できない圧倒的に人を惹き付ける魅力があるからに他ならない。

まだ全部を聴けているわけではないため、本全体の論評はできないが、心の底から凄いと思ったのは、ミハイル・ゴルバチョフ大統領(1991年12月25日当時)の「辞任演説」。

崩壊していく運命が分かっている超大国ソビエト連邦の最後の大統領という、これ以上考えられないほど難しい立場で、厳しい現実とこれまで取り組んできた改革の到達点を分析したスピーチには、彼の卓越した頭の良さや多方面への配慮を怠らない人間性もさることながら、どんな逆風の中でも揺らぐことのない強固な信念を感じ、もっと、彼の言葉を聞きたいと思った(というわけで、彼自身の回想録を取り寄せてみました!読むのがとてもとても楽しみです!)。

それで、今日、洗い物をしながら聴き始めたのが、最早、知らない人がいない偉人、ヘレン・ケラーが若干16歳の時に「米国聴覚障害者言語指導促進協会」で演説した時のスピーチだった。
ヘレン・ケラーは、この時、「聴力障害者が、話ができるようにするための教育を受けることがいかに大切か」というテーマで話しているのだが、彼女自身の言葉の一つ一つに、彼女自身の体験に裏打ちされている本物の煌めきが宿っており、強烈に惹き付けられる。

奇跡の人、と呼ばれる彼女ではあるが、実際のところ、奇跡どころか、凄まじい努力を、

One can never consent to creep when one feels an impulse to soar.
(空高く舞い上がりたいという衝動があれば、地を這うことに納得することなどできないのです

という強い想いだけで続けてきて、その想いを実現するための努力の原動力が、

the thought of the pleasure it would give my mother to hear my voice once more
(もう一度私の声を聞くことができたら母はどんなに喜ぶだろうと考えること)

にあったというくだりには、涙が出てきてしまった。

そして、彼女は、彼女自身の挑戦に限らず、挑戦することそれ自体がどれほど人生を豊かにするかということについても、万人を勇気づけるメッセージを送っている。

Do not think of today‘s failures,but of the success that may come tomorrow.
You have set yourselves a difficult task,but you will succeed if you persevere,and you will find a joy in overcoming obstacles - a delight in climbing rugged paths,which you would perhaps never know if you did not sometimes slip backward - if the road was always smooth and pleasant.
Remenber,no effort that we make to attain something beautiful is ever lost.

(今日の失敗ではなく、明日やってくるかもしれない成功に想いを馳せましょう。皆さんは自らに試練を課したわけですが、辛抱すれば成功しますし、障害を乗り越える喜びを見いだせるでしょう。それは、険しい坂道を登ることで得られる喜びであり、平坦で快適な道を時折滑り落ちることもないまま歩き続けた場合には、決して経験することができないような喜びです。忘れないで下さい、素晴らしいものを目指す努力が無駄になることはないということを)

私は、この部分を聞いていて、自分にとって、たとえ難しく遠い目標であっても、真摯に果敢に挑戦する自分でいたいと強く思った。

そして、そう思ったことを、書き留めておきたいと思った。
毎日、頑張ります。






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Last updated  2017.07.16 01:15:24



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