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弁護士YA日記

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日出町法律事務所
2019年6月より1年間、日本弁護士連合会客員研究員としてイリノイ大学アーバナシャンペーン校に留学後、弁護士業務を再開しました。
弁護士葦名ゆき(あしな・ゆき)
2017.07.27
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カテゴリ:カテゴリ未分類

 司法試験受験生の頃、お洒落なんて二の次、三の次で、とにかく一日中、机に向かっていたのですが、一日の中で一番目に入る自分のパーツがペンを持つ「指先」だったので、せめて指先だけでも綺麗に、と思って、マニキュアを塗ることが時折ありました。
綺麗な指先で勉強をすると、気分が上がって、頑張ろうって思えたのですよね。

 現在は、マニキュアとはすっかり縁遠くなっていますが、昔と変わらず、今も、一日の中で一番目に入る自分の身体のパーツは、パソコンをカタカタ打ち、包丁で野菜を切り、洗濯物を畳み、子どもたちの頬を撫でる指先です。
 マニキュアを塗っている暇はないけれど、爪が綺麗だと、昔と変わらず、やっぱり嬉しくて、仕事も家事も捗るような気がします(錯覚かしら)。

 なので、家事の合間に使える爪磨きシートを、隙間時間ができたときに、たま~に使っています。表面が目が細かいヤスリ、裏面がつや出し用のクロスになっている両面タイプのものです。

 シートの表面を使うと、爪がヤスリによる細かい傷のせいでしょうか、濁った白色になり、磨いている、という表現とは離れた外観になってしまうのですが、多分これは爪表面の起伏を削って平らにする役割なのでしょうね。表面で磨いた後、裏面で磨くと、爪が艶々ピカピカと光ってきます。裏面で磨くだけでは、あまり光らないので、やっぱり表面の起伏を削るヤスリの役割は大きいのだろうなあと感じます。

 さて、先日、表面で爪を磨きながら、「磨くっていっても、爪のでこぼこを削って平らにしているんだから、磨くというよりも、傷つけているんだよねえ」と白くなった爪を見ていて、ふと、「磨くことと傷つけることって一緒なんだ」と思い、ハッとしました。

 何かを磨いて光らせるためには、必ずその何かを傷つけなければいけないのかな、と、ふと思ったのですね。ダイヤモンドだって、原石のままでは光らないけれど、何度も研磨して、あの眩い輝きを放つようになりますよね。

 人間も一緒なのかもしれません。
 沢山のことに傷ついて、でも、その傷を自分を磨く力にして、また傷ついて、でもその傷がまた自分を磨いて、ということを絶え間なく続けているうちに、内側から発光しているような輝きをまとっていくのかもしれませんね。

 一度研磨すれば、永遠に燦めき続けるダイヤモンドと異なり、生え替わる爪も、成長していく人間も、「絶え間なく」磨き続ける=傷つき続けることで、初めて輝きを保てるのではないかと思います。
 傷つくことを恐れず、常に、心に信念を抱いて前に進む姿が、いつしか、その人を、その人自身も気付かぬうちに、光らせ、輝かせていくのでしょう。

 こう考えていると、私が敬愛する方々の放つ、表面上ではなく、内面から発光しているような深く美しい光の源が少し想像できるような気がしました。

 自分を磨くことは、傷つくことを恐れず、常に果敢に挑戦し続けることから始まるんだ。
爪磨きから思わぬことに気付いて、書き留めたくなりました。

 今日も明日も明後日も、今の自分より少しでも成長できるように、どんなことにも全力で立ち向かって挑戦し続けていきたいと思います。







Last updated  2017.07.27 22:24:09



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