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弁護士YA日記

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TEL 054-269-4590
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http://hinodecho-law.jp/
日出町法律事務所
2019年6月より1年間、日本弁護士連合会客員研究員としてイリノイ大学アーバナシャンペーン校に留学後、弁護士業務を再開しました。
弁護士葦名ゆき(あしな・ゆき)
2017.09.27
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同僚の間光洋弁護士が担当している事件が、最近、続け様に、新聞に掲載されています。

(静岡新聞)
http://www.at-s.com/news/article/social/shizuoka/403919.html

(朝日新聞)​
http://www.asahi.com/articles/ASK7P3PT0K7PUTPB004.html

一つ目の事件は刑事事件、二つ目の事件は民事事件ですが、間さんがどんな姿勢で弁護士という仕事に臨んでいるかがとても良く伝わる記事だと思います。

間さんは、刑事弁護のプロフェッショナルです。
私は、元々刑事弁護が好きで、刑事弁護から学んだことが今でも自分の背骨になっていると確信していますが、ここ数年は、ほとんど担当していません。

最大の理由は、時間のやり繰りの難しさですね。
「依頼者が事務所に来て下さる」のではなくて「こちらが依頼者のところに出向く」(接見)ことが刑事弁護の基本なのですが、この時間の捻出が、キャリアを重ねるほど、大変になってくるのです。

間さんにとっても、勿論大変なことです。
こんな時間から、そんな遠い警察署に行くの?って思う時間に事務所を出て行く間さんを見ていると、身体、大丈夫かなと心配になることもあります。

誰にも親身になってもらったことがない人のための活動を続ける間さん、「世間に嫌われている人のためにこそ弁護が必要だと思っています」と言っている間さんを、心から尊敬します。

最近、とある英語圏の方に、「共感できない人のために仕事をするのはなぜか。 あなたは世の中に善を生み出すために弁護士になったのではないの か」と聞かれました。

自分なりに、「共感できない人は、 共感できないことばかりするために生まれてきたわけではない。 自分ではどうしようもできない理由で、また、 様々な困難に直面する中で、今に至っている。そういう事実を、 まずは丸ごと受け止めることは、 彼彼女が善人になるかどうかにかかわらず、 私たち弁護士の大切な役割だと思っている。 一生懸命仕事をすることそれ自体に価値があると思っている」 と拙い英語で伝えてみました。

質問の答えを考えながら、この問いに答える資格が私にあるのかな、とも思いました。
私は、ここまで大変な仕事をしていない、この質問に答える資格があるのは間さんなんじゃないかなとふと思い、間さんなら、どう答えるのだろうと勝手に想像しながら答えました。

同僚を心から尊敬できる幸せを感じつつも、私も負けないように、自分の持ち場で、一生懸命仕事をしようと思います。





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Last updated  2017.09.27 07:56:30
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