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弁護士YA日記

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〒420-0837
静岡市葵区日出町5-3
TEL 054-269-4590
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http://hinodecho-law.jp/
日出町法律事務所
2019年6月より1年間、日本弁護士連合会客員研究員としてイリノイ大学アーバナシャンペーン校に留学後、弁護士業務を再開しました。
弁護士葦名ゆき(あしな・ゆき)
2018.05.23
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以前、事務所の同僚の間光洋弁護士が、生活保護申請を却下決定された男性の代理人として、同決定の取消請求を求めて提訴していることを、ブログで、ご紹介しました。

https://plaza.rakuten.co.jp/yyy0801/diary/201709270000/

先月、同事件の判決が出て、下記毎日新聞ニュースの通り、原告の請求通り、同決定の取消が認められました。
共同受任していた可児望弁護士(現在、法テラスのスタッフ弁護士として、長崎県平戸に赴任中)のご尽力も非常に大きかったそうです。
「絶対に負けられない」という思いで4年間もの長い間、取り組んでこられた間さんと可児さんの情熱が、こうして形となって、依頼者を救ったことを、自分のことのように嬉しく感じます。

間さんも可児さんも、本当におめでとうございます!!!

それにしても、こういう判決に接すると、司法は少数者の権利を守るために存在する、ということを実感します。
そして、「少数者の権利」を司法救済の場に持ち込む機能を果たす私たち弁護士の役割も再認識します。
私も一つ一つの事件に丁寧に取り組んでいきたいと思います。

毎日新聞ニュース
https://mainichi.jp/articles/20180427/ddl/k22/040/030000c

   脱退したのに暴力団員と認定され生活保護の申請を却下されたとして、静岡市の男性(66)が市に決定の取り消しや慰謝料などを求めた訴訟の判決で、静岡地裁は26日、市に却下決定の取り消しを命じた。判決は「暴力団を脱退していると認めるのが相当。がんの治療を受けながら生活することは極めて困難だった」と支給要件を満たしているとする一方、慰謝料の請求については棄却した。

     判決によると、男性は2007年ごろから県内の暴力団に所属。14年3月にがんと診断され、生活が苦しいとして生活保護を申請した。しかし、市は県警に照会したところ男性が暴力団員であると認定されていたとし、受給要件を満たさないとして申請を却下した。

     判決は、男性が県警に提出した書類などを基に、「却下処分時には既に暴力団を脱退していたと認められる」と指摘した。一方、「市は注意義務を尽くさず漫然と処分したわけではない」など、慰謝料の請求を認めない理由を説明した。

     原告代理人の間光洋弁護士は判決後「生活保護の受給は命に関わる問題。誤った判断は二度としないでほしい」と話した。静岡市の田辺信宏市長は「今後の対応は判決内容を十分検討した上で決定したい」とのコメントを出した。







    Last updated  2018.05.23 05:30:42



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