000000 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

弁護士YA日記

PR

X

Profile


YYY0801

Calendar

Category

Free Space

〒420-0837
静岡市葵区日出町5-3
TEL 054-269-4590
FAX 054-269-4591
http://hinodecho-law.jp/
日出町法律事務所
2019年6月より1年間、日本弁護士連合会客員研究員としてイリノイ大学アーバナシャンペーン校に留学後、弁護士業務を再開しました。
弁護士葦名ゆき(あしな・ゆき)
2020.03.18
XML
カテゴリ:留学
日々どころではありません、時間単位で情報がどんどん更新されていきます。それも良い方向ではなく悪い方向に。

連邦政府やイリノイ州、アーバナシャンペーン市、が今どんな規制を発表しているかの情報も常に入手しなければいけませんし、その発表に呼応する形でなのか、大学独自の判断なのか分かりませんが、学長から、ロースクールの学部長から、次々メールが来ます。もっとも、必ず、Further Noticeを待て、つまり、また状況変わったら方針も変わるので、知らせるね、という念押し付きなので、熟読して、ハイハイ、分かった分かった、と安心しているわけにもいきません。常に、数時間後には変更があるかもね、という留保付きなので。

英語の文章をぱっと拾い読みをしていく力は、この間の怒濤の情報更新のために多少強化されたような気がするのですが(苦笑)、日本語の読解力には遙か遠く及ばないので、情報を取得するだけで疲れ切りますね。

この数日だけでも、下記のような、嘘でしょ、と言いたくなるような情報ばかり次々更新されています。

・イリノイ州全域で、二週間、すべてのレストランとバーでドライブスルー以外の営業が禁止する(えええ!全部?マックとかサブウェイも?)
・Spring Semester終わるまでは、Face to Faceの講義は最早再開せず、すべてオンラインで行う(ホントに?悲しすぎないですか、それ?)
・10人以上の集まりは行うな、と連邦政府が要請しています、なので友達同士で家に集まるとかも可能な限りやめましょう(外の施設何もかも閉まっててただでさえ行くとこないのに?)
・卒業式も入学式も残念ながら今年は行わない(そんな・・・)
・大学のジムもレクリエーション施設もFurtherNoticeがあるまで全閉鎖(アイススケートもできなくなりました)
・学部生に関しては(なので、LLMとかVisiting Scholarは対象じゃないということではあるのですが)、安心して過ごせる母国があるなら帰ることも検討して欲しい(そんなこと急に言われても超困るってば)
・公立図書館は月曜日から三月いっぱいイベントのみならず貸し出しも停止(やはり!閉まるんじゃないかと胸騒ぎがしたので、日曜日に行き、50冊くらい本を借りておきました)

その上、困ったことに、Visiting Schoarが一部の情報メールからどうも抜け落ちているっぽく、LLMの友人が「さっきのメール見た?どういう意味なの?アンビリバボー」とかオンライン上でざわざわし始めるのを見て、「えっと何のメール?」と聞くこともしばしばです。

また、オンライン講義開始に伴いSkype for Busiessをダウンロードしてね、とあるので、ダウンロードしたのですが、何回パスワードを入力してもサインインできなかったりします。

でも、そんなとき、何か困ったことがあれば、24時間大学の担当事務局やITのヘルプにメール下さい、という情報も併せて取得しているため、最早、全く気を遣っている場合ではないので、「大事なメールが届いていないようです、非常に不安です」とか「スカイプにサインイン出来なくて非常に困っています、来週からオンライン講義なのにどうしたら良いのでしょう」とかガンガンSOSメールを送ると、本当に素早く対応してくれます。

ロー専属のITヘルプの方なんて一体いつ寝ているんだと思うくらい、迅速に返信がきて、私のノートPCを魔法使いのように遠隔操作で操りながら、原因を突き止めようとあれこれトライして下さいます。
Visiting Schoarの担当事務局も、「情報がちゃんと届いていなくて本当にごめんなさい。明日から大丈夫だと思うけど、届いていなかった可能性があるメール今から全部転送するわね」とせっせとメールを下さいます。

この数日間で、学んだこと二点。

1,非日常においては、マイノリティは、必要な情報を取得するという何でもないことですら、心底疲れる。ぼおっと待っていると入ってこない情報もある、ハイハイ手を挙げて生存アピールをして支援を求めていかないと乗り遅れてしまう。
2、そのような非日常の中においても、必要な情報(支援情報含む、アクセス手段の担保含む)をマイノリティ含めすべての人にきちんと届け、活用してもらえる体制を整えられるかどうかで、組織や国の底力は試される

私なんて恵まれている方のマイノリティだと重々分かっていますが、この騒ぎで生活が即脅かされている人や困り切っている人がどれほど沢山いるのだろうと考えると背筋が凍るような気がします。
目に見えないウィルスにここまで社会が振り回され、皆が大事に守ってきたものが、いともたやすく破壊されていく状況、9年前と似ています。

似ているからといって、過去の体験を仕舞った引き出しから何か魔法を引き出せるわけではありません。でも、私の過去も現在も、常に私の大切な宝物であり、私の力の源泉です。






Last updated  2020.03.18 06:52:57
[留学] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.